現代が強い。
なんでこんなことになっちゃったんだろう。ほんの3年前、いや2年前は全然違った。すべてはトヨタのブレーキ問題から始まった気がする。あれは明らかに単なるいやがらせ。トヨタより品質の劣るクルマメーカーはごまんとある。アメリカ人の友人から聞いたが、アメリカ人は基本的に強いものを嫌い、弱いものを応援する資質がある、それが潜在的に作用している、という。大衆日本人とは逆。だからこそアップルやグーグルが生まれるのだろうが。とにかく、そのころ始まったサブプライムで、鳴かず飛ばずの現代は、アメリカで捨て身のハイリスクプロモーションを仕掛けた。「失業したらクルマを返品できる。」「保証期間を10万キロにする。」。なんとこれが当たってしまった。その1,2年前から国産メーカーの首脳が、「現代の品質が急速に向上している、注意すべし」となんどもメディアでいっていた。プロモーションで買った人たちが一度乗ってみたら、意外と大丈夫だ、ということになった。そしてウォン安、韓国TPP合意、震災、円高、タイ水害。
しかし、製品において優位性は圧倒的に国産メーカーにある。あとは売り方。がんばってほしい。
ウォン安円高。韓国の部品メーカーを買収したらどうか。兵糧攻め。日本の部品メーカーが買ってもよい。サムソン、現代に一矢報いるのは、この為替を逆に利用して、買収攻撃だろうな。
日産も、ルノーを逆買収すればよいのに。
