今日は母と奈良へ日帰りの小さな旅をしてきましたよ
母と二人だけで出かけるのは久しぶりです。
行き帰りの電車や歩きながらかわした母との会話は 今日は家で愛犬チェリーと留守番をしてい
る父が最近物忘れが多くなって同じことを何回も聞くようになった、とかチェリーの足が悪くてもうす
ぐ手術をしなければいけないのがかわいそうやねえ。。とか、奈良公園の大きな木の株がすごい
ねえ!りっぱやねえ!とか、鹿が落ちている紙切れを食べていて、だいじょうぶかなあ?とか、こ
この鹿たちは野性っていうことだけど、鹿せんべいだけで生きているのかなあ?とか
東大寺はけっこう石の階段の段が高いから足腰の弱いお年寄りにはきついなあ、お母さんはまだ
いけるわとか。大仏様にはやっぱり圧倒されたわたしたちですが、あの柱の穴くぐりの穴の大
きさほんとに大仏さまのお鼻の穴の大きさと同じなの?!と何度も見比べる母
最初に行った興福寺で珍しく母からおみくじをひこうよ、とはしゃいで言ったのには内心ちょっと
驚きました。いままでこういうことはいつも母は私たち子供や孫がするのを見守っているイメージだ
ったので。 結果ふたりとも吉いま持ち帰ったおみくじをあらためて見て、失物出る、と。
当たってる!今朝奈良駅で落し物をして帰りに気づき駅員さんに尋ねてみると、あったんですよ
届けてくださった方ありがとうございます
そんな他愛ない会話をしながらたくさん歩いてあたたかい気持ちで帰ってきた奈良への旅でした
覚え書き・・・
JR奈良駅に10時着。駅で軽くパンとコーヒーセットをいただき出発。三条通りを散策しながら興福
寺、東大寺、二月堂に立ち寄り春日山のふもとを通って春日大社へお参り。
ず~っと歩いてすでに2時。お昼ご飯をどこで食べようかと言いつつ途中の茶屋でお粥を、とのぞ
いたけどお粥1050円はちょっとねえ。。とパスして(ごめんなさい、あまりにおなかがすきすぎて
いたので)途中おだんごなどでおなかをごまかしつつ、ネットでチェックしていた釜めしの志津香さ
んへ。すでに3時前。ここにしましょう、ということで列に並び待つこと50分。72歳の母、よくがん
ばりました!席に座ってからもさらに15分ほど待ったかな。
その甲斐あって出てきた釜めしはやさしいおだしの味でおこげまで楽しめ大満足。私は季節限定
かきの釜めし。母は七種の具が入った人気の釜めし。定食についていた一皿の煮物もほんとにや
さしいお味で、こんな風に薄味でおいしくするにはどうしたら?やっぱりおだしがいのちかしら。。
と。母の料理もおいしいのですが今日はまた勉強になりました
お店には中国か台湾のかたらしき外国人もいらしゃったのですが、このやさしいおだしの味は外
国のかたにもわかっていただけるのかしら?!なんて。。。この和食のすばらしさ、わかっていた
だけているのなら嬉しいですね。
留守番の父とチェリーのことが気になるので早めに帰ろう、と言っていたのに結局奈良駅を出発
したのは6時前でした。