またまた胃痛再来で
寝込んでおります…
といっても実家の母も風邪ひいてて
誰もヘルプは頼めないので
息子と一日家で過ごすという
息子にとってはかなりツマラナイ
が…母が痛いのを分かっているのか
ソファから動けずにいるからなのか
暴君もなく
ニコニコ何やらひとり遊びと
ビデオをひたすら見て楽しんでおります
こんな時に限ってパパは仕事でゲキ遅
息子と珍しく一緒にお昼寝して
市販のブスコパンでとにかく痛みに耐えてます…
なんなんだ最近…この胃の痛みは…

ひたすらみぞおち部分が痛い 
こう、身がよじれるほどの痛みで
眠れないくらい痛い…(´;ω;`)

{621945C4-DECA-461C-8C44-064861A876D7}

息子に邪魔されながらも観た
原作好きにはたまらん世界観でした
でも原作好きから言わせてもらうと
ティーンしか観られないような副題付けないでくださいなんだこの痛い副題 
要らない

さやかとイツキが
雰囲気ピッタリですごく良かった
原作のイツキもかっこいいけど
実写イツキがかっこよすぎて
予想をはるかに上回る良さだった
さやかの無邪気で意地はっちゃうつよがりな感じもピッタリ
キャストは文句なし

そして狩りシーンが明るく綺麗
さかやの世界をイツキがぐっと広げて
世界が変わる感じが伝わる

さらに小説ではイメージ仕切れなかった
料理シーンは何度でも観たくなる出来で
真似してフキノトウご飯食べたくなった
つくしの佃煮とかイタドリとか
あれが完成版かと感動
映像ならではでした
映画にはこのシーンをかなり期待してたので
良かった〜〜



ストーリーはちょいちょい△

・まず一番冒頭の「ヘクソカズラ」のくだりから入らないのが軽くショックさやかが野草に詳しくなっている未来のあのくだりに意味があるのに使わないなんてもったいない  

・細かいことなんだけど、イツキが外出するときさやかを心配して絶対に鍵を掛けさせるのを確認するシーンを入れて欲しかったただ「さやかが鍵をかける」だけのシーンなんだけど、これ、小説だとすごい強い印象なんだよね。イツキはひとり暮らし(しかも一階だし)のさやかが自分がいない時に危ない目に合わせたくないくらい大事にしてるんだよ〜付き合う前からそれがあっての深夜コンビニに激怒、だからこその胸キュンなんですよ鍵はこそに繋がってるんです。そんなシーンも大事にして欲しかった原作ファンの嘆き

・ティーン向けすぎて「引き金」→「他の男の使いさしなんて嫌だ!」の一番の胸キュンシーンがカットされてた…!確かに生々しいか…でもあの迫った感からの、葛藤して買いに走るヒーローと、ヒロインが飲み会後であたふたと焦りながらお風呂に駆け込み、2人ともドキドキしっぱなしの疾走感は激アツシーンだったのに…でもここは、百歩譲って私の好みの問題なので映画的にやむなし小説で我慢

・イツキ失踪後のヒロイン警察沙汰は余計
ヒロインのイメージダウン+母親シーン要らない。だったらヘクソカズラのくだりとか野草シーンもっと入れろやと思ってしまった。余計な物入れず、物語の軸であるふたりにクローズアップした方が良かった。警察沙汰になんかしなくても、さやかがとにかく落ち込んでしまう、というやり方は色々あったはず。

・狩りで出会う人、ひとりでも入れて欲しかった。警察沙汰なんて挟むより「あのお兄ちゃんは?」ってくだりの方が良かった…無理やり元気に答えるさやかが返ってこないイツキの現実を突きつけられるんだけど、それでも必死で毎日を過ごそうとする…そういうシーンで十分だった。

2時間弱に収めるに当たって
カットせざるを得ないのはわかるけど
原作が大切にしてる部分は何かを汲み取って欲しかったなぁという印象

でも植物の映画なだけあって
料理シーンも狩シーンも
特に前半戦は全体的に美しく綺麗な映画です
おすすめ
映画もいいけど小説もいいです
もう一回小説読み直そうかな〜


Title:やさしさで溢れるように/Flower 
映画の主題歌
この歌は結構前の記事でもタイトルに引用させてもらってるな〜原曲のJUJUさんのが好きです