夜は駄目だ

負けてしまう予測に
追い詰めるんだ予測で
驚くほど素早く
もう逃げ道なんてないんだ

思うこと

今はきっと幸せとは言わないかも
そう感じてはいないし、どちらかと言えば辛い


でもこの子がいなかったら、
僕は
首を締めてでも
皮膚を切り裂いてでも
薬を飲み込んででも
何をしてでも
より楽な死を選んでいると思う
この子がいなかったら
笑わずに追い詰めて
自分を殺していると思う


ありがとう、
ありがとう、
でも、ごめんなさい。
期待には応えられないかもしれない。
ただ、今は、今くらいは、
隣で寝るこの子を愛してみようと思う。



そして願うんだ。
この子みたいに無限大に愛せますように。
そして愛せる人が現れますように。



サイレンが響いて、僕を連れていってと、どこかで誰かが呟くから。
この香りの中毒で、どこかに飛んで消えられたら。

なにやってんだろ

またおちるやそとにでなきゃ