前回の続きです。

 

 

 

待ち合わせのカフェに現れたのは、

 

とても小柄な、

150cmくらい?で

はつらつとした笑顔の、

私より少し年上の女性でした。

 

 

この方は、実は元プロのバスケットボール選手。

 

 

しかも、日本のバスケットボールリーグで

プレイしたあと、

もっと挑戦したい!という気持ちから

渡米し、全米トーナメント3位に輝き、活躍。

 

さらに、単身でドイツへ渡り、そこでもベルリンバスケッツ1部にて活躍。

そこでコーチングの技術を学び、

帰国後はユースチームのコーチや

各年代対象のクリニック、バスケキャンプ、

イベントなども全国各地で運営されています。

 

 

 

とても輝かしい経歴をお持ちの方です。

 

 

 

 

そこで、私は早速ある質問をしました。

 

 

 

「なぜ身長が低いのに、バスケをやろうと思ったんですか?」

 

 

 

という今思えば、先入観と固定観念が入りまくりの

失礼極まりない質問なのですが、

その時の私は、周りの皆さんが当然疑問に思うだろう、と思ったので

口にしてしまいました。

 

 

 

 

その答えは、

 

「バスケがやりたかったから。

 

 

 

 身長低いからバスケ向いてないよ、って、

 

 勝手なことを言うのはいつも周りの人で

 

 しかもやったことのない人がたいていそう言うんだよね。

 

 なんで?って思ってた

 

 やりたいからやるし、できないなんて思ったことがない

 

 

 

 

衝撃でした。

 

 


 

 

思えば、

私はいつも、「人からどう思われるか」ということを優先して

進むべきを選んできたことに気がつきました。

 

それが自分がやりたいことじゃなくても。

 

進みたい道じゃなくても。

 

 

でも、反面

「反対されるのがこわい」

「これをしたら他の人にどう思われるだろう」

 

常にその価値観に支配されて、ここまできました。

 

 

 

 

 

でも。

 

 

 

その彼女の生き方が清々しく、

好きなことをやって自由に生きる

そんな姿勢が 心から本当に幸せそうで

 

自分の意思を貫き通すという決断、

それに伴う途方もない努力。

 

そして責任も全て自分で追って

キラキラと輝いている人が目の前にいる。

 

 

 

彼女は、人生の軸が「常に彼女自身」にあったのです。

 

 

 

 

と、同時に。

 

 

 

 

自分ってどんな人間?

何を大切に生きていきたいの?

自分にとって何が幸せなの?

やりたいことって何だろう?

・・・・

 

 

それって、今まで深く考えたことがなかったことでした。

 

 

 

 

 

そういうわけで、

それから自分探しゲームを

始めたのでした。