コンサータ錠は、AD/HDの治療のためのメチルフェニデート製剤です。
これ出たとき、
リタリンとどーして適応違うんだろ??
って思いました。
学会誌に製剤情報が載ってて、
それでちょっと謎が解けたので紹介します★
リタリンは速放性製剤で半減期が短く、分3で服用が必要。
AD/HDは子供の疾患なので、
学校で昼服用するというのはなかなか困難。
私の子供のころも給食中に薬飲む人とか記憶にないし。(かぜとかでも)
このため、徐放性製剤として開発されたのが、
コンサータ錠です。
コンサータ錠は半透膜を用いて浸透圧勾配により、
薬剤放出を制御しています。
半透膜で水分が吸収されるため、
水分によって薬剤が放出口から徐々に押しだされていくしくみだそうです。
このため、分1での服用が可能です。
また、AD/HDの治療は、
夏休み中や連休中などは休薬して、
(学校で症状をおさえる目的なため。家はいいのか?って話でもあるけど)
なるべく薬を使わないようにすることもあるみたいです。
また、最近
ストラテラ錠 (アトモキセチン)
が、AD/HD治療で承認されました。
SNRIの一種みたいです。
(メチルフェニデートの薬効もですが、これはうつ用のと類似)
今の時代は、
AD/HDだとか、こどものこころ診療所とか、
子供のころから、けっこう精神系の病気で薬づけにされてしまってる気がします。。。
なんだかなぁ。。。
(精神科の専門の方に怒られそうだけど)
私は実際のAD/HDの患者を見たことはないけど、
文字情報からの知識で考えると、
AD/HDっぽい人とか、クラスに1人くらいいたよ!?(笑)
でも、そのひとも今は立派?(かどうかわからないけど)就職、結婚してるよ??(笑)
今の子たちの将来はどうなってしまうのか心配です。。。