潮風とビル風
まーちゃんは、都会がキライだった。私と一緒に暮らしていた時も、「こんなとこ(都内某所)早く引っ越して、海の近くに住もうよ」とよく言われていた。
あの時の私は、その当時従事していた仕事が好きだったし、海の近く=田舎と安直に想像してしまっていたので、その時の環境を捨てて田舎に引っ込むなんて考えられず、まーちゃんの提案には頑として頷くことはなかった。今となっては、私自身、海には徒歩圏内の場所に住み、都会に通勤していると言うのに・・・。
まーちゃんは今海の近くに住んでいるのだろうか・・?きっと都会ではないところで生活をしているとは思うんだけど・・。いずれにしても、居心地のいい毎日を過ごしていて欲しいなっ。
GWのおかげで
元カレのことをテーマにしたブログを書き始めて2日目。さっそく止めよーかなーとか思い始めてしまっていた。この4日間全く一人で過ごしてしまっていて、PMSも重なって、いつにもまして悲観的になっていたんだけど、生理も始まり、何かがはじけた!
友達が言っていたけど、前の恋に対してのココロの整理がつくのに要する期間は、付き合っていた期間×2らしい。そうなると、私の場合、8年間ということになる。あと3年かぁ・・・。
元カレ、まーちゃんと別れてから、私は自分を探していた。そしてそれは今も継続中。数少ないけど、まーちゃん以外の男子との出会いも幾つかあった。でも、まーちゃん以外の人と知り合えば知り合うほど、まーちゃんの存在が大きくなる。私はそーゆーふうになってしまう自分に反発していた。だって、大好きなサザンの歌にもあるように「振り返れば未来がまた遠くなる」からだ。もうつつがない結婚生活を送っているであろうまーちゃんのことを想っていたって、私にはなんの益もないからだ。
・・・・そう、なんの益もないと思っていた。それこそ、私自身を苦しめていた考え方だと気づいた。まだまーちゃんを好きだし、まーちゃんのことをいつでも受け入れたい気持ちがあることに背を向けるのを止めようと思う。
私は自他共に認める直感人間だ。まーちゃんを初めて見たとき違うものを感じた。他の誰からも得られない「違い」だった。生きていれば何があるか分からない。私はまーちゃんを執拗に追い求めようとはしたくない。何をするにも無理はいけない。私は好きなことをやっていようと思う。そしてまーちゃんが私を必要とした時に、恥ずかしくないような生き方をしていたい。成長していたい。
一緒にいた4年間、私はまーちゃんから自由をたくさん奪っていた。私がまーちゃんの時間を無駄にさせたことに比べたら、今、こうやって私が味わっている試練も、まーちゃんへの償いと受け止めてやり過ごすことが出来る。自分の体と時間を大切にしよう。やっぱりまたまーちゃんに逢いたいし、「ごめんなさい」と「逢いたかった」を言いたいし。
ジョギング
GW後半2日目。まったく独りぼっちで過ごす2日目。リョーマさんからの誘いをドタキャンした。つーワケで、他に誰からのお誘いもなく、でも天気だけは悔しいくらいにいいから、出掛けずにはいられない。
さてさて、今日は「人生初モノ」のご報告。ジョギングを初めました。コシさんとの飲みの席での淡い夢、ホノルルマラソン出場を目指し、本日その第一歩を踏み出した。走りながら感じたこと。目線を先の方にすると、ゴールはまだまだ感が強くなり、気が重くなり、足も重くなる。でも、脇に咲いている草花を見ていくと、なんだかココロが軽くなる感じ。ずいぶん遠いところの楽しみより、まず目の前や身近なモノの楽しさを追求。人生観もそんなんでいいのかなぁと思えてきた。
マーちゃんは、去年結婚した奥さんとの間に子供が出来たりなんかして、にぎやかなGWを送ってるのかな。居心地のいい居場所が見つかったんだもんね。自由人そうに見えて、でもずっと自分の居場所を探してたんだよね、マーちゃは。その場所が、私とではなく、彼女とだった。マーちゃんの結婚生活を妄想するたびに、胸が締め付けられる。なるべく考えないようにしたいけど、うっかりそうしてしまう。私がまーちゃんと築きたかったのもを、彼女が全て経験できている。まーちゃんとの子供が欲しかったな。だって好きな人との子供だもんね。まーちゃんに振られて以来、好きな人が出来ない。振られてこの5月でちょうど5年。私はな~んにも成長してない。まーちゃんは、人生のパートナーを見つけ、新しい命まで生み出していると言うのに・・・。
明日はチャリンコをぶっ飛ばす。私のnewチャリンコの名前は「潮風2号」に命名。