ギャン理論で一番重視されているのは、『トレンドに従った売買』ということだニャ。『トレンド』という言葉はギャン理論の中でも何度も出てきたニャが、大事なことだから、もう一度ココで簡単におさらいしといたほうがいいニャ。トラ吉、例のモノを。

かしこまったニャ!

トレンドラインのイメージ

これはトレンドのイメージだニャ。上昇する過程では下値(安値)が徐々に切り上がっていることが分かるニャ。反対に下落する過程では上値(高値)が徐々に切り下がっているニャ。ギャン理論では、この支持線・抵抗線を意識してトレードを行うことを教えているニャ。

直近の安値とその前に付けた安値を結んで、右肩上がりであれば、ひとまず上昇のトレンドとみておけばいいわけね!

そういうことだニャ。では、それを踏まえたうえで本題に入るニャ!ギャン理論が教える、『ピラミッティング』という手法だニャ。具体的な手順は以下の通りだニャ。

【ピラミッティングの手順】=============================
①上値抵抗線をブレイクしたところで10単位のポジションを作り、損切りオーダーをマイナス5円とする
②10円上がったところで5単位のポジション(合計15単位となる)を作り、マイナス5円のところに15単位の損切りを入れる
③さらに10円上がったところで3単位のポジション(合計18単位となる)を作り、マイナス5円のところに18単位の損切りを入れる
④さらに10円上がったところで1単位のポジション(合計19単位となる)を作り、マイナス5円のところに19単位の損切りを入れる
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上昇トレンドで、注文する単位を減らしながら総数量を増やしていくことで、ピラミッドのような組み方をするので、『ピラミッティング』と言われているニャ。相場が反転した時のことを考えて、ポジションを積み増していくというのがポイントだニャ。

なるほど!これなら損切り水準を引き上げながら、ポジションを積み増していくから、最後に作ったポジションが損切りラインに到達しても、全体的には利益になるんだね!

ウム。当然、①の時点で損切りになることもあるニャが、初めからピラミッティングすることを念頭に置いていれば、全額投入している事は無く、損失も最低限にとどめることができるニャ。

あきちゃんはいつも残りの資金を使い切るからちょうどいい方法かもしれないニャ!