このところの調整で、全く取引する機会がないね。

個人投資家として、一番手っ取り早くはじめられて一番とっつきやすいのが株式投資だけど、世の中にはもっと厳しい状況になっている市場があるニャ。世界の投資マネーは、より魅力的な投資対象を探してグルグル回ってるけど、株が下げ始めるかなり前から下げっぱなしの市場があるニャ。それが『商品市場』ニャ。

商品??なんかアバウトね。

ここで言う商品とは、『コモディティー』といって、原油とか貴金属とか穀物のことニャ。
下のチャートはCRB指数というニャ。原油とか貴金属とか農産物とかの商品先物で構成しているニャ。



日本の株式相場が本格的に下げ始めたのが9月後半くらいだったけど、商品相場は6月半ばからすでに下がりっぱなしニャ。商品相場に流れていた資金がどんどん引き上げられているということニャ。それもこれも、米国で金利を引き上げるかも?ということが影響していて、『米国が金利を上げる⇒これまで商品市場や新興国に流れていた資金が米国に戻っていく』ということが原因ニャ。

でも、米国に資金が戻るということは、米国の株は上がるんじゃないの??

そうでもないニャ。米国にお金が戻るということは、米国の景気が悪くなっていて、新興国に投資するあぶく銭がない=景気が悪いということになるニャ。

やっぱ何と言っても米国の景気次第ってことなのね。。。