案ずるより産むが易し!? 〜着物好き元駐妻と帰国子女の生活〜

案ずるより産むが易し!? 〜着物好き元駐妻と帰国子女の生活〜

着物が好きな元駐妻と帰国子女の日々

2018年7月末、夫の海外赴任に当時、中2の娘、小5の息子を連れて家族で帯同。
アメリカ南東部のとある町で暮らしていました。2022年7月に帰国。
渡航前のことから渡航後の生活、帰国後の生活、好きな着物のことなどを綴っています。

先週のこと、なのですが。

notary(公証人)によるサイン証明を取る必要がありました。


何でも、前に家族で住んでいた州からcheck(小切手)が送られていたそうなのです。

そのcheckが、タックスリターンなのか何なのか

ICHIさんもよくわかってないし、私もその書類を見たわけではないから詳しいことはわからない泣き笑い

でもそれがまだ換金されていないけどどうなってる?とICHIさんの会社宛に書類が届いたそうなんです。


2年前、私たち家族が帰国して、数ヶ月後にはICHIさん、アメリカ南部から中西部に引っ越しをしているので、そのせいで届かなかったのかもしれませんがとにかく受け取ってはいないのです。


なので、受け取ってないので再発行してください、という手続きをするためには、送られてきた書類にサインをして、公証人によるサイン証明も取らないといけない、ということでした。


しかも、私のサインもいる、と。

でも私、日本にいるから公証人のとこ行って目の前でサインするなんて無理やけど、どうするんやろ?と思ったらオンライン公証という手段もあるんですね。


で、ICHIさんの会社の方に間に入ってもらい(通訳)、公証人とのスケジュール調整をして、オンライン公証をする日程が決まったのです。


日本とアメリカ東部、時差13時間。

日本時間朝6時、アメリカ東部時間夕方5時。

早起きして身支度もして、いざ、送られてきたリンクとパスワードで、入室してみる。

そうすると「ホストが開始するまで待て」みたいなアナウンスが出てオンライン公証が始まるのを待ってました。


でも、開始時間を30分過ぎても始まらない。

ICHIさんも連絡してみるも繋がらない。

担当の公証人。お名前をみる限り、中南米系の方みたいで、アメリカでスパニッシュ話す方たち、のんびりした人が多い印象だったので、定刻で始まらないところもなんかアメリカ味を感じるわー、なんか久々やな、この感覚笑い泣き


やっと連絡ついたと思ったら、公証人のインターネットの調子が悪くて…と言ってたそうだけど、「ホンマかー??」と疑いたくなるのもなんかアメリカっぽい笑い泣き


予定時間から大幅に遅れたけどもオンライン公証開始。

顔写真付きの身分証明書見せての本人かどうかの確認。

そして、画面に映された書類にサインを入れなきゃいけない。


まずはICHIさんから。

でもなかなかうまくいかなくて何度かやって、やり方も変えて何とか終了。


お次は私。

これも終了。


で、今度は公証人のサインを入れるのですがこれがなかなかうまくいかないのです。

公証人も首を傾げる。


最終的には、「あなたたちのサインであることは確認できたから、今画面に画面に映ってる書類をダウンロードして、手書きでサインを入れてPDFで送ることにするよ」ってことになりました。


いろいろトラブルがありながらも何とか無事終了。

このオンライン公証には通訳は入れないってことだったのでどうなることかとと思いましたが何とかなりました。

でも、スパニッシュ訛りの英語は聞き取りにくかった泣き笑い


結構待たされて、ちょいイライラしたりもしましたが(私は在宅とはいえ仕事あったし、しかも仕事が忙しくて、リスケとなったらそれはそれでスケジュール調整が難しかったから)。

担当してくれた公証人のAlfredoはめっちゃいい人でした。


あとはちゃんとPDF送られてくるか?だったのですが、これは意外とすぐに送られてきました。


で、このサイン証明には$30の費用がかかるのですが、前払いでICHIさん、指定の口座に送金してたんですね。


でも、PDFが送られてきたメールには

"Please accept our sincerely apologize for the 

inconvenience caused by the system. 

We appreciate your understanding and would like 

to inform you that we are refunding the full 

payment submitted for the Notarization Act ($30.00) as a gratitude for your patience."と書いてあったんですよ。

そしてすぐに$30返金されてたそうです。


なんか、こういう感じもアメリカらしいな、と思いました。


この話をhanaにしたら、「なんかThis is America. って感じやな。久々にアメリカ味を感じたわ」やって笑い泣き


あー、なんかこの感じ懐かしいって思った出来事でした。

日本人はきっちりしてるから時間通りに始まらないことはないし、トラブルがあったなら必ず連絡あるはずだし、連絡つかないなんてことないもんね。