もともとテレビだの映画だのが好きでしたが、最近はもっぱらYouTube。目が悪くなってきたので気をつけながら、それでもつい見てしまいます。

昨年バロックを歌う合唱団に入ったので、YouTubeで楽曲を聴く必要があり、広告が入らないよう有料にして、さらに色々なものを見るようになりました。

まず好きなのが動物で、特に猫、犬、ペンギンだのインコだのが、これでもかと可愛いサムネで誘ってきます。こんなのを見てしまうと時間が砂のように流れていってしまう。世界中のユーチューバーさんが工夫を凝らした動画が溢れていますが、大型犬とちっちゃな子猫の暮らしや、そのへんの猫さんを撮ったさりげない動画などが大好きです。

他には好きな手芸や、DIYの家の改装、ゴミ屋敷の片付け、株や税金の解説、料理、園芸etc. 洋裁を解説した「みるようさい」などは完成度が高く、教材になるほどの出来栄えです。
編み物なども日本とは違う編み方があったりして楽しめます。最近編み物ブームだそうですが、動画は何より、本などの解説よりずっとわかりやすいのがありがたいですね。

音楽で特にはまったのがストリートピアノ、ネットピアノの演奏動画やライブです。コロナ前からストリートピアノの動画を発信していた人たちの多くは有名になって活躍しています。そこから色々なピアノ曲や器楽曲なども見るようになって、昔の有名なピアニストの演奏やらジャズのセッションやら、ともかく芋づる式におススメが出てくるので、見始めると止まらなくなってしまいます。

ああ昔のこの曲が聴きたい、というような時に、ちゃんと出てきたりするのがありがたいですね。

ツイキャスというのも最近知りました。ニコ動やツイキャスのライブとはこういうものかと。夜な夜な配信している人、話すだけで数人と繋がっている人などもいるのですね。

私のような年の者でもこういうものを見る時代になりました。

これから英語も少しやろうかと思っています。私は教科書的なものからの学習が苦手なのですが、映像ならすんなり覚えられるし、耳で聞くだけでも目よりはだいぶ楽なので、暗記するものは聞く教材に限ります。YouTubeでも教材を見かけたので、いずれゆっくり見てみようと思います。

 

昔から映像の教材が好きでした。学校の理科の時間など、ちょっとした映像教材を見る機会がありましたね。植物のタネが芽吹くとか、花が咲くところを早回しにした映像なんか、大好きでした。

YouTubeは発信者と視聴者の双方にとって、ウィンウィンのすごいプラットフォームだと思います。

配信者は好きなものを自由に配信して自己表現し、視聴者の再生やチャンネル登録で収入も得られる。

視聴者にとってはYouTubeの手軽さ、豊富さというのは本当に有難い。無料で見られるのに、見るだけで、またはポチっとボタンを押してチャンネル登録をするだけで、発信者を応援できたり、間接的に報酬を送ることもできます。

 

刺激も受けますね。音楽なら動画を色々聴いているうちにコンサートに行きたくなったり、楽器を習いたくなったり、仲間を探したり、ごく短い期間で世界が一気に変わった気がするほどです。

 

音楽関係は著作権の管理団体と包括契約を結んでいるそうで、楽曲の演奏などには問題がないので、ミュージシャンなどはどれほど助かっているかわかりませんね。
 

何よりサムネが付いているのが一目瞭然でいいですね。曲のリストだけでは何となくわかりづらい。視覚に訴えるというのは大切なことです。

中には長時間流せる動画を配信しているチャンネルもあり、BGMにもってこいです。
 

ツールは活用したもの勝ち、共存共栄するに限ります。

無料で見られる部分は多いほうがよいと思います。そこから興味を持ってもらい、チャンネル登録をしたり、製品を買ったりしてもらえる可能性は無限大であるように見えます。

十何年も前になりますが、当時住んでいた台北で、YouTubeの設立者の一人であるスティーブ・チェン氏が里帰りしたニュースを見ました。チェン氏は台湾生まれなのです。ウィキによれば8歳でアメリカに移住したとのこと。ボディーガードが付いていたのが印象的でした。