子供の落ち着きのなさや、注意散漫など、このような問題は知的活動ゆえに精神や脳の問題にされがちですが、脳の問題だけではなく「体の歪み」が原因で生じることも多々あります。


特に首や骨盤の歪みは、頭や目の動きや姿勢に影響し、運動能力や学習能力に影響します。子供の首や骨盤の歪みは、大人の歪みと違い普段の日常動作の中で歪みが生じるのではなく、妊娠中や出産時など最初の段階に生じ、その後の運動や知能の発達に影響します。


首や骨盤の歪みと知的発達の関係


このような首や骨盤に歪みは、妊娠中や出産時に赤ちゃんの頭や首や骨盤に強い力が加わることで生じます。


首に歪みが生じると向き癖の他、頭の傾きや目の動きに影響します。目の動きに問題があると両目で映像を捉えることが難しくなるため、文章を読んだりすることが困難になります。また骨盤に歪みが生じると、ハイハイの左右差や姿勢に影響し、姿勢が悪くなります。


例えば文章を読む場合は、読解力以前にまず文章の流れに沿って目を動かして文字を正確捉えることができなければなりません。


文章の流れに沿って両目がスムーズに動いて文字を捉えるには、頭と姿勢に傾きや捻れやブレがなく、安定していることが必要です。


これが出来ないと文字を目で捉えてもピンボケや手ブレがひどい写真のように見えるため、相当意識を集中しないと読むのが困難になります。


カメラで例えるなら頭の傾きがカメラ本体の傾きにあたり、目がレンズ、そして姿勢が三脚に該当します。


カメラが不安定だと手ブレがひどくなり、両目がスムーズに動かないとピントを合わせることができないためピンボケが酷くなり、三脚が不安定だとカメラの安定が悪くなり、被写体が傾いてしまいます。


このような問題の多いカメラでちゃんと写真を撮るには、撮る側に相当な技量が求められます。問題の多いカメラと同じように、首や骨盤に歪みを抱えた子供も文章を読むために技量(意識の集中を維持させる)が必要になります。その結果、集中力が切れて疲れやすくなり、イライラして癇癪を起こしたり、姿勢を維持するのが困難なので動き回ったりします。


このような場合、知能が劣っているわけでもなく、また字が読めないわけではありません。文字を目で追うことが難しいので、文字の塊である文章がうまく読めないだけです。

歪みで生じる発達障害もどき。

このような発達障害もどきは、首や骨盤の歪みがあり根底にあり、歪みが解消されることで多くの場合は症状が劇的に改善します。


首や骨盤の歪みが解消されることで目をスムーズに動き、文字を捉えやすくなって文章が読みやすくなったのと、姿勢やバランス感を維持することが容易になり、知的活動に集中しやすくなったと考えられます。

悪い姿勢は脳に負担をかける。

脳の大部分はバランスや姿勢を維持するための活動、つまり反射的・無意識的活動のために多くの領域が使われ、知的活動のための領域は非常に限られています。


パソコンで例えるなら脳がCPUに該当し、姿勢維持などの反射的・無意識的活動が基幹OSに該当し、知的活動はエクセルやワードのようなアプリケーションソフトに該当します。


CPUに問題がなくてもOSに問題があれば、フリーズしたりクラッシュが頻発しアプリケーションが正常に機能しなくなります。これと同じように、人間の脳も姿勢維持などの反射的な活動に問題が生じると、知的活動に影響します。


特に首や骨盤の歪みは、このOS(反射的・無意識的活動)に悪い影響を与え、そのせいでCPU(脳)やメモリーの負担が増えて、肝腎なアプリケーション(知的活動)を動かせる領域がより狭くなり、処理能力が低下したと考えられます。


この首や骨盤の歪みをとることでOSである姿勢の維持が容易になり、CPU(脳)への負荷が軽減され、知的活動に集中できるようになると考えられます。


このような問題は、早ければ早いほど子供の改善は早くなりますが、歪みが固定化され、さらに自我が発達する年齢(おおよそ10歳以降)になると改善も遅くなります。


カイロプラクティックは薬と違い副作用がないので、検診のつもりで一度来院されることをお勧めします。


横浜市保土ヶ谷区の整体:「ふじたカイロプラクティック」

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