講演と言っても、ホールを借り切って、ひな壇からスライドを使ってジョブスのようにプレゼンする訳じゃなく、保育園のお歌や紙芝居を聴かせるための大部屋に、ゴザを敷いてそこに、赤ちゃんを抱えたお母さん達が座って私の話を聴く「辻説法」のような講演でした。
参加人数は20人弱でしたが、みな子供連れなので実際の数はその2倍。ぐずる子供、泣く子供、高速ハイハイではしゃぎながら這い回る子供、なんかものすごい状況に圧倒され、「さて、どうやって1時間30分しのごうか・・・」と考えると脇の下からなんとも嫌な汗が出て、頭の中に「敵前逃亡」と言う文字がよぎりました。結局、講演用に特別制作したレジュメやネタ帳を作ったのですが、何が起きるか分からない状況と判断して、全て無視。出たとこ勝負で挑みました。
辻説法のような講演のスタイルが逆にお母さん達との距離を近づける結果となり、伝えたかった事を直に伝える事が出来た。また子供達を一人一人触ったり状態を見ることができたので終わってみたら、お母さん方に好評でした。
講演の内容は、足の発達や足の問題がもたらす脳への影響。身体言語的としての足の役割。足の発達と姿勢・腰痛・肩コリ・外反母趾への影響について。それと足の発達に欠かせない運動「ハイハイ」の重要性から問題になっているスマホやゲーム機のような実体験の伴わない視覚情報が赤ちゃんの脳の発達に与える弊害まで、結構盛り沢山の内容でした。
演者である私は、前日にレジュメの内容が急遽変更になりほぼ徹夜作業。頭は「へべれけ」の状態で公演中に話す内容を忘れたり、前後がめちゃくちゃになったりと、当初の予定からするとグズグズでした。それでもお母さん方は忍耐強く私の話を聞いてくれたお陰で、石を投げられる事も「ナニしに来たんだ!!」と罵倒される事もなく無事終了しました。 最後に、皆様から嬉しいアンケート結果を頂き何だか申し訳ない気分です。これもみな、私ごときにこのような場を設けてくれた天野先生始め園長先生や、会場の設営や段取りをしてくれた天王町保育園の先生方のお陰です。皆様のお陰で、天王町で生き恥晒さずに住みました。この場を借りてお礼申し上げます。
後で知った事ですが、実は横浜市関連の行事でカイロプラクターが選ばれたのは今回が始めてだそうです。カイロプラクティックと小児カイロプラクティックの普及に繋がるイベントを、何とか成功させたとは言え寝不足の「へべれけ」状態で乗り切った事に、今考えると汗顔の至りです。もう少しまともな話をしておけば良かったと、後になって後悔頻りです。
横浜市保土ヶ谷区の整体:「ふじたカイロプラクティック」
<受付時間>
平日・土曜 9:00-19:00
日曜 9:00-15:00
定休日:水曜・祝日
<住 所> 横浜市保土ケ谷区月見台36-3 メゾンハラ102
<地 図>
JR保土ヶ谷駅西口より徒歩3分
<ウェブサイト>
ふじたカイロプラクティック
☎︎045-442-8759