願いを馳せて
白猫は
星空を眺め

虹色に輝く流れ星を待ちます

そして
一筋の光が走り抜けます
虹色に輝く流れ星です

白猫は
流れ星に言います
外の世界に行きたい と

流れ星は
そっと、、、
窓のカギを解きました




白猫は
どうしても外の世界が忘れられません
海の先には
何があるのだろう?
砂浜の先には?

また夜になり
星空を眺め願います、、、
外の世界に と





海辺の小さなお家に
一匹の綺麗な白猫が居ました

海を見渡せる窓際が指定席
ずっと
海を眺めて
月を眺めて
星を見上げる事が
好きな白猫です

いつもの様に、
海を眺めて、月を眺めて、
星を眺めていると

綺麗で繊細な 光の筋が
漆黒の空に走りました

そして白猫の目の前は、
虹色に輝く流れ星が一つ

白猫が
流れ星に恐る恐る
近づくと

虹色の光は
白猫を優しく温かく包み込み
外の世界に連れ出してくれました



白猫は
外の世界に初めて出る事ができました

ずっと歩いてみたかった
眺めていた海の砂浜に

ずっと海にそって砂浜を歩き
海に映り込む月を眺めて

白猫は
外の世界に感動します



もう夜があける時間がせまってきました

そこに虹色に輝く流れ星が、、、、、



白猫を優しく温かく包み
お家に戻してしまいました、、、

白猫は
窓から見る世界が
切なく今まで以上に遠く感じてしまいます