随分放置してしまっていました。
長いこと、アフウシの飼育環境を検討してきましたが、
土飼育を考えない場合の、
自分の中での最適系について話します。

アフウシの飼育ついて調べようとすると、随分前に書いた私の駄文がたくさんヒットします。
正直、「ツノガエルに準ずる」
で飼育できてしまうカエルではあるし、あえて語ることも多くはなく、
情報もあまり世間的に更新されていないように感じました。
もちろん、新たに発信されている飼育者の方も随分と増えています。
ここ数年でアフウシがかなりメジャーなペットガエルになっているように思えます。

さて、本題に入ります。
ホームセンターの深型衣装ケースに、百均の滑り止めシートを敷いて、適当に水を張って、終わりです。
よくウールマットが敷かれますが、たまに食いつかれると、離してくれなかったり、飲まれたり厄介ですし、洗うのも面倒です。
何も敷かないのはカエルの足腰に良くないので、色々試した結果、
滑り止めシートに至りました。

蓋をしたければ、ホームセンターでBBQ用の網を買って被せておけばいいと思います。

写真は真夏のため敷いていませんが、季節に合わせて、パネルヒーター(衣装ケースの半分くらいのサイズ)を敷いています。
真冬は、亀用のバスキングライトもつけていて、パネヒとライトで上下から保温しています。

やや日が差す窓辺においています。
もちろん日陰も作って、適度にカエルに選ばせています。
日光はレースのカーテン越し。
観葉植物に日を当てるイメージ。
日光はマストではないと思いますが、感覚的には日のあたる場所でのんびりしていることが多い気がします。

日々のメンテナンスとしては、
臭くなったな、と思った時点で
水を全量換えています。
なお、魚とか飼育されていて、浮草が発生している場合、それを浮かべておくと、日光とカエルの排泄物を糧に爆増して、そして無臭になります。驚異的な分解力です。

この場合、ある程度カエルが出したアンモニアの無害化が進んでいるようで、観賞魚と同様に2、3週間に一度適当な量の水を抜いて捨てて、新たに足す形式で回していました。抜いた水に含まれるアンモニアは硝酸塩になっているでしょうから、肥料になるので植物にでも撒いたらいいと思います。

餌は月に1回か2回程度、近付いて家事をしたときに、こちらの動きに反応すれば、腹が減ったサインとみなして与える程度です。
ヤフオクで購入できる、
カエル用の練り餌(魚の養殖向け飼料)をマウスくらいのサイズにして与えています。

冷凍マウスを与えたほうが食いつきは良いのですが、排泄物が臭いのと、経済的利点を取りました。

活マウスは、捕食に見応えがあり、カエルも活き活きとするので、過去に与えたことはありましたが、反撃のリスクを考え、辞めました。
拒食気味の個体へのスイッチオンのキッカケにはいいかもです。
しかし、アフウシが反撃をもらい、噛まれると食欲がガタ落ちし、弱ってしまう恐れがあります。常食はおすすめしません。

ツノガエルの生息環境を考えたとき、やはり本来は土飼育がしっくりくると思います。

一方でアフウシはどうなんでしょう…自分でも答えは持っていませんが、土だけの飼育は日本の気候に合わないのかな、と感じています。

このあたりは、また別の機会で改めてお話します。

アフウシ、5年くらい一緒にいるんですが、未だにわかんないことだらけです。
ネットで調べようにも、冒頭で述べたとおり、自分の書いた情報が割と出てくる。
なので、改めて自分の発信内容をアップデートしようと考えました。

これからアフウシを飼おうと考えている人、
既にアフウシを飼育されていて、さらなる最適化を求める人、
もっと詳しいベテランの人、
お久しぶりになってしまいましたが、またお付き合いいただけますと幸いです。

アフウシはいいぞ