さて、
今日はテンションを
コントロールしましょう!
マンガを描いていく上で意外と
テクニックよりも重要なのが
精神的な部分です。
そこで今回は、
テンションをコントロールする
ということについて書いていきます。
テンションとは、
短期的で、身体的なものです。
モチベーションと違う所は、
頭の中だけでなく体感できることです。
つまり、
直接脳や体を刺激し飛躍的に
能力が向上するいわば
ドーピングのようなものです。
だからといって、
薬を飲んでハイになろうとか
そういうことではありません(笑)
これを体に負荷なく効果的に操作する
バイキルトの呪文をご紹介します。
①なりたい自分になりきる
②やると決めたことは、必ず行動に移す
③無理に1つのことに集中しない
④潜在意識を操る
⑤テンションを1つのことにぶつける
詳しく1つずつ紹介していきます。
①なりたい自分になりきる
これはモチベーションを上げる
方法と基本的には同じで、
目的達成後の自分を
明確にイメージします。
しかし、
この方法を使えばモチベーション
だけでなくテンションを上げる
ことさえ可能です。
この技法には名前があります。
その名も
『フェイク・イット』
最重要事項です。
この技法の一番のポイントは、
なりたい自分になりきることです。
自分の将来を明確にイメージし、
今度はそれを演じきること。
これが、
フェイク・イットの極意です。
例をいくつか挙げましょう。
金持ちになりたい
→ 金持ちのごとく振る舞う(考える)
プロのマンガ家になりたい
→ 自分はプロで連載していると考える。
→ プロのつもりで描く、同じ覚悟を持つ
→ どんどん上手くなっていく
→楽しくなる→ 編集者にもそれが伝わる
→ 現実になる
ざっくりですが基本的なプロセスは、
最後のやつが分かりやすいと思います。
要は自分をフェイクし、
イメージした姿を体現することで
現実化してしまうということです。
②やると決めたことは、
必ず行動に移す
基本的に次とか明日はありません!
必ず、今すぐ行動することです。
「とはいっても今日は疲れてるし・・・」
こういう時でも、
今すぐやってください!
例えば、
どうしても今実行することが無理で
「明日絶対にやる。」
と決めたことがあるのなら
それをノートに書き出す。
とかそういうレベルでもOKです。
とにかく何かしらの形にして吐き出す、
アウトプットすることが重要です。
こうすることで、
毎日の充実感が一変します。
人間は複雑なようで簡単です。
日々が充実すれば自然と
あなたの胸は躍り出します。
③無理に1つのことに集中しない
よく勘違いされがちですが
自分はやりたいこと、
やるべきことがあるから、
と、他のことを断ち切る。
これは大きな間違いです。
やらなくてもいいことならまだしも
やりたいことを削ってまで
1つに絞る必要はありません。
例えばあなたは、
「夢の実現のために修行したい」
とします。
だからといって、
恋人と別れるようなことは
絶対にしてはいけません。
なぜなら、
それが楽しみの一つであるのなら、
それはあなたのテンション、
モチベーションを構成する
1つの部品になっているからです。
テンションやモチベーション
というのは何も1つの事から
出来ているわけではありません。
あなたの生活に含まれるあらゆる
要素がそれを成り立たせているんです。
だから、
どれか1つでも欠けたら
その分の穴を埋める別の何か
を仕入れなければいけません。
さしあたって、
2つ以上やりたいことがあるのであれば
捨てるのではなく、
優先順位を決めて持ち続けることが
テンション、モチベーション維持の
秘訣です。
④潜在意識を操る
潜在意識とは、
あなたの中にある無意識
言ってしまえば
寄生虫のようなもの。
実はあなたの中には、
もう1つの脳が存在します。
例えば、
何か問題が起きたとします。
しかし、
その問題は結局
解決できませんでした。
ところがある日突然、
その問題の解決策が浮かぶ。
こんな経験ありませんか?
まさにこれが潜在意識です。
無意識のうちに一度
自分に問われた質問に、
対してその答えが出るまで、
もう1つの脳が勝手に
検索し続けているのです。
この潜在意識を操るには、
上手な質問の仕方を
身につける必要があります。
それは常に否定的ではなく、
肯定的な質問を自分に
投げかけることです。
例えば、
「すべりたくない」×
「笑わせたい」○
「緊張したくない」×
「リラックスしよう」○
「ダメ出しされたくない」×
「褒められたい」○
こんな具合です。
潜在意識については、
詳しく説明すると長くなるので、
とりあえずポイントだけ
抑えておいてください。
肯定的な質問を自分に投げかける
ことで潜在意識があなたの
テンションとモチベーションを
ある日突然、
飛躍的に持ち上げてくれます。
⑤テンションを
1つのことにぶつける
最後は上がったテンションを
どうコントロールするか。
前4つの項目を用いて、
仮にテンションが上がったとして
外に遊びに行ったのでは
意味がありません。
あなたのハイになったテンション
を今やるべき事にぶつけること
が一番の目的です。
しかしこれは、
感覚的なものなので具体的な
説明できません・・・
そのため、
注意点を挙げます。
テンションが上がった時に、
まずはとにかくやるべきことを
やることです。
例えば、
レポートを仕上げたいとします。
↓
テンションを上げます。
↓
そのままのテンションで
レポートを思いつく限りを
文章にして書き上げます。
その時、
例え文が変だとしても
気にせず書き続けること。
そして、
テンションとは短期的な物ですから
しばらくすると治まり冷静になります。
冷静になって初めて
書いた文章を見直し、
修正していきましょう。
恐らくこの時あなたは
自分の目を見張ると思います。
それは、
ハイで書いた文とローで書いた文は
時に全く違う文章を生み出すからです。
そして、
著しくハイな時に書いた文章こそ
人の感情に訴えかける理解不能な
パワーを発揮する何かを
表現していたりするのです。
さてそんな具合で
テンションコントロールでした。
テンションコントロールの特徴は、
モチベーションすら上げる
相乗効果にあります。
ここに上げた5つはあくまで
僕の手法で人それぞれやり方が
違うと思いますが、
ぜひ参考にして
一刻も早くあなたを支配してください。


