Simon's Bay の駅は古びた木製で屋根はなく無人。


右手は山、左手は崖でポツポツと屋根が見える。


時刻は9時半。


どこにどんな用事があるのか分からないが一緒に降りた人に


「IS THIS WAY TO CAPEHOPE ?」(この道は喜望峰に向かってる?)


と、尋ねると


「YEAH」(そうだよ)


有難い一つ返事。


その道を数十メートル歩いた所で後ろから迫ってくる車が聞こえてきた。


「ARE YOU GOING TO CAPEHOPE ?」(喜望峰に行きますか?)


「NO. BUT IF YOU WANT I WILL TAKE YOU TO HALF」(いや。でももし良かったら半分まで連れて行ってあげますよ)


有難や、有難や。


「SURE」(お願いします)


クネクネとS字道が続く・・・