http://tomsinger.mlblogs.com/2013/09/16/jose-tabata-dick-schofield/
今日行われた試合に、ホセ・タバタはパイレーツのリードオフバッターとしてトラヴィス・ウッドと対戦し、センターのフェンス直撃の三塁打を放ち……私はこんな考えを持った
「ホセ・タバタはこの素晴らしいシーズンにおけるディック・ショーフィールドである」
歴史、少なくともベースボールの歴史というものは、常にそれ自体が繰り返されるものである。我々が日頃から聞くように、ベースボールの流れは巡り巡っていく。そしてここでそれが再び行われている
1960年の9月6日、ショートのディック・グロートがミルウォーキーのルー・バーデットの投球を左手首に受けて負傷。パイレーツのペナントレースの快進撃を牽引し、自らのナショナルリーグMVPを勝ち取る道中の出来事であった
グロートは残りのシーズンを棒に振り、長年ドアマットに甘んじていたチームの33年ぶりのペナント奪回への挑戦は大きな痛手を負うことになった
だが、ディック・ショーフィールド、今季それまで僅か39打数の彼が起用され、残りのシーズンで3割8分1厘(63打数24安打)と打ち続け、Bucsが12勝8敗でシーズンを終えて頂点へ押し上げる活躍をした
そしてそれは53年後に甦ろうとしている
8月18日、この時パイレーツはNL中地区の僅差のリードを保っていたが、スターリング・マルテがアリゾナの三塁手マーティン・プラドに踏まれ負傷し、彼は右手の打撲に苦しみ未だ先発メンバーに戻れないでいる
これは(1960年の時より)さらに長年ドアマットに甘んじたチームが34年ぶりの頂点を目指す中で、大きな痛手である可能性もある
だが、タバタはマーテの優先的な交代要員としてレフトにつき1番を打ち、(マーテ負傷以降)23試合で、打率2割8分1厘、8長打の結果を残し、この間Bucsは15勝8敗で地区優勝争いの巻き返しに貢献している
私はこんなデジャヴが好きだが、貴方はどうだろう?
