もうじき日が暮れる





いつもと同じ景色が
ある日を境に
全く別のものとなった
そう望んだのは自分なのに
無性に恋しくなる



労りと慈愛に満ちた
居心地の良い空間

どこを探しても
同じものなんて見つからない


だからこそ
特別だったんだって
思い知るんだ


それらと引き換えに
もらった自分の夢
大切にしていきたい



一つ、また一つ
輝きを増す星々

徐々に藍色に変わりゆく空を見上げて
今年も願う

健やかであれ、と