君がふうわりほほ笑むと
僕もなぜだか楽しくなる
君の柔らかなまなざしに
つい、時がたつのを忘れるほど
魅入ってしまう
ある時そんな自分の感情が
普通ではないと実感した瞬間
上手く笑えなくなっていた
君の戸惑う様子が
手に取るようにわかってしまったから
そんな君を
何時しか・・・ただ見つめることしか
出来なくなっていった
陽眩しい季節は過ぎ
ふと気づけば足元を風が舞う
そんな切なさを秘めた
青春時代もあったんだ
最後に見た君はとても悲しい目をしていた
その理由が僕だったのか
それとも別のもだったのか
聞く勇気などなかったあの頃
時はめぐり
変わらない思いは
僕を詩人にさせた(笑)
慣れない筆で不格好な便りを
願い込めて送った
あす、君に会える
あの時しまい込んだ思いを
今になって伝えることを許してほしい
時がたっても変わらない思いを
一度でいいから言葉にさせて欲しい
それが叶わぬ思いだとしても
あの微笑みは特別だったと
思っている僕は世界一の自惚れやだ
それでもいい
君が笑顔で迎えてくれたなら
それで十分だから
最高の笑顔で君を見つける
大好きなその微笑みを
僕は見つける