泉が枯れ果てるまで・・・・・
その行為は続く
このまま夜が終わらなけらばいいのに
ヨガル・・・って
自然とできるものなんだな
今まではそうしないと気分がのらなかったってことか
翔くんはいつも、新しいことを教えてくれる
だから・・・手放せない
翔くんの下で身を捩り焦らすだけ焦らしてみた
爆発寸前の翔くんをすぐに受け入れるのは
さすがに難しい
でも・・・余裕のなさは一目瞭然
今すぐにでも突き刺してくる勢いに
抗うことをやめてみた
一瞬、翔くんが力を抜く
その隙に太くて逞しい首に腕をまわし
ラムの残り香が漂う真っ赤な唇に吸い付いた
奥の奥まで絡めると
少しだけ青臭い味がした
でも嫌いじゃ無い
翔くんの味に変わりないから
ゆっくりと味わうように吸い上げるたび
しばらく聞いたことの無かった
淫らな音が響く
これからイザナウ快楽の幕開け
甘い吐息が漏れだし忘れられない時間が始まる
俺の身体をまさぐる分厚い手の熱は
臀部から大腿部に移り内腿を這うように
後宮にたどりつく
ジワリと周りから円を描くように少しずつ
浸蝕してくる指にたまらず腰が揺れる
早く中にひきこみたくて翔くんの背中に足をかけた
翔くんが
ニヤリと薄笑いを浮かべるのと同時に
一気に後宮が熱くなる
二度、三度と突き上げられるたび
思わず仰け反ると
首筋にむしゃぶりつくように
落ちてくる赤い果実
ざらつく感触に身体が自然と波を打つ
身体の奥からゾクゾクする・・・
やっぱり相性抜群だ・・・・
そう思うと止まらない笑い
そんな俺にイラっとしたのか
背中越しに髪を掴まれ顎が上がると
突き出た喉もとを思い切り吸われた
身体中の血がそこに集まっていく感覚と
動きを止めない一定のリズム
初めて・・・押し開かれた喉から
キンと一際甲高い声が漏れる
そのたび膨れ上がる翔くん自身を
さらに奥へと誘うように
蠢きだす襞の波
もって往かれまいと
髪を振り乱し揺れ動く腰つきが
最高にセクシーだと思った・・・
放つ間際の掠れた声も
だらしなく開く唇も
ドクドクト音が聞こえそうな熱い体液も
隆起した筋肉も
何もかもが・・・・求めていたもの
俺の欲しかったもの
揺れが激しさを増すのと同時に
息を一つ大きく吐き
自分の欲を思い切り吐きだした
それはスローモーションのように
二人の目の前に飛び散っていった

