Important things are invisible.
I don't need flowery phrases. All I want is truth **** .
あいつがいなくなった途端
まったく意味をなくした季節の行事
元々何がいつの行事かなんて
覚えていなくて
それでもあいつが楽しそうだったから
その顔が見たくて
訳も分からず一緒になって準備してた
いなくなってから
最初の行事が
あいつのお気に入りの七夕だとは
奇麗に切りそろえられた折り紙を手に取って
あの頃を思い返していた
初めに何色をわっかに結び付けるかで
喧嘩したっけ・・・・
お前は赤
俺は青
譲らなかったよな
だいたい美的センスの欠もないくせに
イッチョ前に飾りつけするなんて言い出すから
ぶきっちょなくせに・・・
「・・・・・・・・・・・・・。」
一緒に飾ることが楽しいって
今ならよくわかる
赤を青に絡ませつなげていくうちに
ハニカミながら微笑む
お前の横顔を思い出していた
なんだろうな・・・・これ
初めての感情に戸惑う俺を
今お前が見たら・・・・なんて言うのだろうな
気づけば外は土砂降りの雨
今年も・・・・天の二人は会えないみたいだぞ
一つ一つ忘れていた時間が
蘇っていく・・・・・
