使徒への誘惑 ~山~
君の揺れる瞳・・・
熟れた果実のような深紅の唇
肌に影を落とす肉体美・・・
軋むベッドの音
君の吐く荒い息遣い
そして僕の溢れ出る愛 液が
君を包み込む隠 微な音色
どれをとっても僕には最高のeroticism
視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚・・・
そのすべてで君を感じたい
そのすべてで君を感じたい
今宵、僕を貪る君を
愛しく抱き寄せる
腰に絡めた両脚で君を手繰り寄せ
最奥まで引き込めば
腰に絡めた両脚で君を手繰り寄せ
最奥まで引き込めば
天を仰ぎみるようにその快感を
逸らそうとする
のけ反る背中に腕を絡め
君の鼻先を軽く噛む
逸らそうとする
のけ反る背中に腕を絡め
君の鼻先を軽く噛む
迎え入れるために薄く開かれた唇に
君の舌 先が入り込めば絡めとり
離れないように吸い上げる
君の舌 先が入り込めば絡めとり
離れないように吸い上げる
鼻から抜ける
君の吐息にさらに煽られ
激しさを増す君の抜 き差しに合わせ
僕は舌で君の口 腔内を侵 す
溢れ出る唾液は甘い香りを伴い
首筋を伝い落ちる
君の吐息にさらに煽られ
激しさを増す君の抜 き差しに合わせ
僕は舌で君の口 腔内を侵 す
溢れ出る唾液は甘い香りを伴い
首筋を伝い落ちる
先端から舐 めあげ喉もとでキツク吸い上げれば
ビクっと僕の中で堅さを増す君
締め付けが強くなり
快楽の波にのまれていく
ビクっと僕の中で堅さを増す君
締め付けが強くなり
快楽の波にのまれていく
より一層深く繋がれば
無意識に漏れ出る嬌嬉の声色
激しく入れ替わる身体
快楽へと君が堕ちていくたび
幾度となく感じるecstasy
快楽へと君が堕ちていくたび
幾度となく感じるecstasy
恍惚の時
何度君を求めても足りない
君は僕を欲しがった
僕は君が欲しかった
何の迷いもない
感じるままに
ただ、感じるままに君を受け入れていく
どんな理由でもいいんだ
君が僕を欲するように
君が僕を欲するように
嫉妬がその源ならば
言い寄る男たちをキミに見せつけよう
言い寄る男たちをキミに見せつけよう
悔恨がその源ならば
素直に君を信じる僕を見せつけよう
素直に君を信じる僕を見せつけよう
君が僕を純粋無垢というのならば
不可触の天使にだってなろう
不可触の天使にだってなろう
君が僕に向けるそのすべての感情は
僕を高みへとイザナウ
僕を高みへとイザナウ
君を僕の中に迎え入れる瞬間こそが生きている証
人でいるための唯一の行為
人でいるための唯一の行為
身体の奥から湧き上がるウズキに歓喜する
僕の中で蠢く欲 望に君が手を伸ばせば
恍惚の中で我を忘れる
激しくなる愛 撫に嬌気の声を上げる
君の頭の奥に届くように
甘く妖しく囁きかける
君の頭の奥に届くように
甘く妖しく囁きかける
君は僕のもの・・・
もう誰にも渡さない
君の両の手の中で果てた僕は
君の揺れる瞳を見下ろし
全身を支配する
己の欲 望に君を促し
その甘美な口腔で僕を包んでほしい
その甘美な口腔で僕を包んでほしい
甘く苦い毒で君を少しずつ侵していくさまを
幾度味わえるのだろう
幾度味わえるのだろう
悲しみの中で僕は笑う
君に抱かれるたび僕はその力を増す
君に抱かれるたび僕はその力を増す
君を離さないよう
離れないよう
君を僕にくれないか?
僕は君の腕の中でしか生きられない
君の感情が僕の糧
迷える君の唇に辿りつけば
僕の全てで君を喰らいつくそう
この肌の温もりも
僕の中の君の高ぶりも
永遠に手に入れられるのなら
喜んで君へ堕ちよう
暗い闇も君と一緒なら・・・悪くない
どんな君でも僕は受け入れるよ
暗い闇も君と一緒なら・・・悪くない
どんな君でも僕は受け入れるよ
それが僕の幸せだから
君は僕のもの
誰にも渡さない・・・
眠りに落ちる君の耳元で囁く
「ショウ・・・僕は シアワセダヨ」
