あなたの夢を見ていた

 

 

柔らかに微笑むその瞳をずっと

 

見つめるだけの自分・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉を交わすことはなく

 

ただ・・・あなたを見つめているだけの自分

 

 

 

憧れていた・・・

どんなときもあなたを一番に考えていた

 

それが、特別なものと自覚するのに

そう時間はかからなかった・・・

 

何も望まない

ただ、そばにいられるだけでいいと・・・

そう思っていたのに

どんなに望んでも手に入れられないもの

そんなものが存在することをその時知った

 

 

 

 

欲しくて・・・欲しくて・・・

どうしようもないくらい・・・・欲しくて

 

そんな日々に耐え切れず 考える時間もないくらい

詰め込みすぎた現状に絡めとられている

間抜けな・・・・自分

 

気づけば 隣にいたはずのあなたが

随分、遠く感じるようになっていった

 

 

 

ただ隣にいてくれる

それがどんなに大切だったかを

いま、改めて感じるよ

 

あなたと過ごしたどの季節も

色鮮やかに過ぎていった

今も心に残る二人だけの

記憶・・・・

幸せ・・・だった記憶

 

 

 

 
 

 

あと少しだけ

甘い夢を見たいと思うことは

いけない事だろうか?

 

あなたの後ろを追い求めている

あの頃の自分に

戻りたいと思うことは

いけない事だろうか?

 

 

 

 

 

 

あと少しだけ・・・

 

あなたの夢を見ていたい

 

 

 

あなたとともに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

via 青嵐
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