今日は、翔ちゃんの家に・・・・戻る日
ぐしゃぐしゃの泪の再会から間もなく
翔ちゃんから・・・帰って来いって
言われた・・・
うれしかった、すごく
斗真の計らいで、そのまま作品も置いてくれることになって
収入ゼロにはならないことが同居を後押しさせた
何かの役に立てればいい
ただ住まわせてもらう訳にはいかないから
そう翔ちゃんに伝えたら
『智がそこにいると思うだけで充分、役に立ってる』
なんてさわやかな笑顔で答えるもんだから
思わず下を向
恥ずかしいくらいきっと真っ赤っかになってるから
そんな僕を翔ちゃんは優しく見つめていてくれるのだろう
漂う雰囲気で分かる・・・・
なんだかくすぐったい(笑)
・・・当日
斗真の家から少しの荷物と僕の作品をつめ込んだ
段ボウルが軽トラックに詰め込まれた
迎えに行く!!
という翔ちゃんを宥めて僕は一人で戻るから
と、譲らなかった
・・・・決めていたから
翔ちゃんの待つ家に帰りたい
「ただいま」って・・・言いたい
それから・・・ギュッって抱きしめてほしい
お帰りの・・・・チュウ・・・も(照)
正直・・・・緊張している
僕から翔ちゃんに・・・
キ、キスしちゃったことが
ずっと頭から離れない
その後の・・・・翔ちゃんからの
・・・・・キスも(照)
思い出しただけで身体が熱くなる
なんでだろう?
気づくと・・・じぶんの唇に指をあてている
あの感触を確かめるように
忘れないように
そして・・・もっと触れて欲しくて
・・・・・エッチなことも
考えちゃう、もしそう言うことになったら
僕・・・きっと下なのかな?とか・・・
・・・・・・・・。やめよう、きっと「あれ」のせいだ
昨日・・・・
二宮さんから引っ越し祝いをもらった「あれ」・・・・
すぐに開けてみろっていうから
その場で包みをとって箱を開けると
・・・・・その・・・・ゴ・・・ムだった
結構、たくさん・・・・入ったゴム
「それでも、翔だと足りないかもな(笑)」
そう爽やかに言い残して渡される品物でもないと思うんだけど・・・・
「これで足りなくなるって・・・」
・・・・翔ちゃんって、一度にどの位使うの?
なんて考えてたら
なんだか変な気分になってきた
に、二宮さんもそういう経験あるのかな?
そうこうしているうちに
翔ちゃんのマンション前に着いていた
大きく深呼吸を一つ
「よし!」
インターホンを鳴らす
ドキドキしてるものすごく・・・・
『はい』
あぁ、翔ちゃんの声だ!!
「あ、あの智です」
『・・・ま、待ってて、今開けるから(喜)』
あ、慌ててる?翔ちゃんが?
エントランスをくぐり
翔ちゃんの待つ場所へ・・・・・
自然と笑みがこぼれてきた
小走りに駆け出し
ドアを開ける
「ただいま、翔ちゃん!」
柔らかい日差しの差し込む
懐かしいにおいのする
僕の・・・・家に
帰ってきた・・・
目の前に・・・・翔ちゃんが立ってる
「お帰り、智・・・・・・・。 」
エヘッ・・・・少し照れくさい瞬間
「あっ、・・・・・・・!!」
グイッと腕を掴まれ
ポフッっと翔ちゃんの胸にひき寄せられていた
ギュッと抱きしめてくれる
・・・・・・あれ?
願い事かなっちゃった、
嬉しくて、翔ちゃんの顔を見ようとしたら
もう、目の前まで来てて・・・・・
えっ?・・・・・これって(照)
・・・・・・んんっ、💛・・・・・んふっ、・・・・・んん?、
(恥)んんん!!・・・・・・く、苦しい!!
でも・・・・・・
「っふぁ💛んん・・・・っ」
思わず声が漏れてしまうほどの
深い・・・・熱い・・・
キス・・・・・・・・・
「ちょっ、っしょう、・・・・んっ」
話ができない、すぐに捕まる
僕の舌・・・・・
二人の間を行ったり来たり
頭の奥が、ジ~ンとしてきて
立っていられなくなって来る
それに・・・・なんだか下の方が
熱い・・・・
ムズムズする・・・・・・。
翔ちゃんが更に抱き寄せると
僕は・・・・・・
身体じゅうから火が出そうなほど
真っ赤になる
だって・・・・・・・
当たってるから、翔ちゃんの・・・・が
僕の・・・・・に。
さっきの不謹慎な想像が頭を過る
えっと・・・・・
どうしよう・・・・・・(恥)
翔ちゃんの動きに一々反応する僕に
我に帰る翔ちゃん
「・・・・・ゴメン、智、つい夢中で・・・・」
そう言うと、すっごい優しい眼差しで
僕を見つめる
・・・・・・・・・・・・・。
僕は・・・・それ以上を望んでいるのか
翔ちゃんが離れてしまったことが
ひどく残念に思っていた
この感覚が疼き?なのか・・・・・
熱くて仕方ない・・・・・
僕がどんな顔をして翔ちゃんを見ていたのか
翔ちゃんの次の言葉で
わかった・・・・・
「・・・・・智、その顔 反則だ、ゴメン俺もう・・・無理かも 」
顎を軽くすくいあげられて
少し上向きになった僕の唇に
翔ちゃんの唇が重なる
「・・・・・・ンン・・・・・・チュッ、・・・・・クチュッ・・・・」
うっとりしてしまうほど・・・・優しい翔ちゃん
背中にそっと腕をまわして
翔ちゃんにしがみつくと
翔ちゃんからのキスが・・・・・・
突然変わった・・・・・
