何度目かの熱を智のなかに放つと
クタりと、のしかかる身体の重み
俺と智の間に挟まる薄衣は修復不能なくらい
二人の睦み事により湿った光を放つ
広がるシミの色濃さがその激しさを物語る(苦笑)
正直・・・・まだ物足りなく
風呂にいれ綺麗な身体で今一度抱きたい・・・・
今度は余すところなく赤い跡を付て
だが・・・・
如何せん、最後の仕事が残っていることに
変わりなく・・・
二宮に任せっきりにしておけば
後で何を言われるかわかったものじゃ無い
幸い・・・仕事は一旦段取りが付き
休みも取りやすくなる
・・・・・・このまま連泊してみるか?
ベッドは・・・・少しだけグレード上げて広めに
智の女装は思いのほか俺をそそり
たまには・・・・悪くない
むしろ・・・時々は
お願いして見ようか?(苦笑)
俺の中に新たに加わる紛れもない
性癖(笑)
あどけない寝顔に変わった
智の身体を入れ替え、ゆっくり中から出ようとしたとき
それを拒むかのように締め付けが強くなる
眠っているはずの智の顔を今一度覗き込むと
やはり・・・夢の中
無意識での反応に
こみ上げる愛おしさが止まらない
連泊を決意し
起こさぬように静かに離れ
智を眺めながら身支度を整える
秋桜・・・・
儚げで、それでいて凛と咲き誇る
可憐な花
ずっと愛でていたい・・・・・
そう思わせる特別な花
また一つお前との思い出が増えていく
俺は・・・・贅沢ものだ(笑)
足取り軽やかに・・・・
部屋を後にした
窓の外には一面の秋桜
お前と見られてよかった・・・・・

