トントン


カチャッ


「智く~ん・・・おはよう、ご飯できたけど~」










って・・・・・・・


なに?この無防備さ


またそのまま寝ちゃって


風邪ひきますよ~





「智くん?朝ですよ~」




「・・・・・・んんっ、ZZZZZZ」




ははっ、起きるわけないか

ならば、ここは一つ智くん方式で


いたずら心に火がついた俺


そっと智くんに忍び寄り

まずは唇におはようの挨拶を・・・・・




チュッ



おぉ~・・・相変わらず柔らかい

それに・・・俺の好きなほんのり絵の具の馨りだ


もそもそ動くも

一向に目を覚まさない智くん・・・・




ふはははっ・・・・



Tシャツの裾をそ~っとめくり

へその辺りに口づける・・・・




ぺこっとへこむおなか


きれいな指が伸びてきて

キスした場所をポリポリと掻く



ふふふっ、可愛い



こうして少しづつ


智くんの色々な仕草を発見できる

それはそれでまた違った幸せ感がある


「毎朝、起こしに行けたならいいのに・・・」




「・・・・・ばぁ~か、よせって、」




思わずつぶやいた俺に


掠れた甘~い声で答える



「さ、智くん?起きてたの?」



「・・・・うん、寝てたらどうするか見てた(笑)」



「・・・・ねっ、なんで毎朝起こしちゃいけないの?」



そう尋ねれば、眠そうに目をこすりながら


起き上がると・・・・








「ほら・・・・」














いきなり俺の手を取り


元気な智くんに触れさせた


「・・・・・・へっ、(照)」



「毎朝、起こされたら・・・こっちも起きちまう、(ニヤ)」



「・・・・・・・・・・。うっ」



「・・・・なんだ、それともあれか?毎朝してもいいのか?(喜)」




・・・・・天使の寝顔は何処へ?


アタフタとしている俺をよそに


カチャカチャとベルトを外しにかかる智くん・・・・・



「ちょ、なにを・・・あっ、さ、智くん・・・あっ やぁっ」






*******(行為中・・・・行為中・・・・・行為中)*******









・・・・・・・スッキリ、すっかり目覚めた智くんの傍らで


グッタリ、それでもスッキリしている俺・・・・




はははっ

さすがに毎朝はむりっす・・・・・・


でも・・・それはそれで


シアワセかも!













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