トントンッ


カチャッ



「翔くん・・・・・おはよう、ご飯できたよ」













「・・・・・ん、・・・・ふぁぁあ~ぁふ・・・・おはよう、智くん」



クスクス


「翔くん・・・・イケメン台無し(笑)」



「・・・・・・智くん、俺まだ・・・起きられない」


「なんで?どっか具合でも悪いの?」


































心配して近づく足音・・・・・・・



「翔くん??熱とかあるの?」



ふわりと俺の額にかかる柔らかな前髪


ほのかに香る絵の具の匂い



智くんのこの香りが俺は大好きで


ずっと嗅いでいたい・・・・・



「・・・・・あっ・・・・・・・んっ」




近寄った智くんの身体を引き寄せ


唇を重ねた・・・・・


ふふっ、朝ごはんつまみ食いしたな


ケチャップの味がした




名残惜しげに唇を解放すると


少し拗ねた顔をする智くん・・・・・








「・・・・・・翔くん・・・心配したんだからな」



「・・・・・ゴメン、元気になった(笑)」


「・・・・・・・翔くん・・・・・朝からホント、げんきだねぇ(笑)」



視線を移しながら智くんがニヤリとする



俺の視界から一瞬消えた智くん





チュッ



「んああぁっ!!」









「んふふっ、お返し・・・・・」




・・・・・・・俺の”元気”くんに


kissをした智くん




「早く起きなよ、遅刻するよ!」



「・・・・・・・・・・・・。」












マジっで起きられないんですけど


智く~ん(泣)



どうにかしてくれ~~~!!












翔くん朝から全開だ・・・


フフッ、こんな朝も悪くないな



その内・・・俺の方ががまんできなくなるかも


フフッ