智を抱きかかえベットに沈める

初めて抱く時のようにゆっくり智に触れていく

髪をなで、指の背で頬にふれ親指で唇をなぞる


うるうると儚げな瞳が熱を帯び俺を捉えて離さない

甘い香りの唇に鼻先をつけたところで

持ち切れなくなった智が俺を包みこむ


抑えつけていた欲に焔がともる


「んふっ・・・ふぁぁ・・・ん」


息苦しさからか鼻を伝い漏れる声

深く激しくなる口づけに

何度も角度を変え貪るように

お互いを追い求めはじる

行き交う舌 先が口腔を蠢くたび

中心にズンと熱がたまっていく感覚に

身を捩り耐えている智が愛おしい

摺り寄せる下肢に主 張し始めた自身を

重ねこ す り あげれば

顔をのけぞらせ小さく喘 ぐ

その口元から見える小さな舌が

俺を求めて唇を舐めていく



「智・・・・智・・・・」


はだけた胸元に顔をうずめ

指で、舌 先で味わいつくす

ピクピクと身体が跳ねるたび

大きくなっていく智 自身を布越しに触れれば



「ああっ・・!!」と



一際高く啼 きだし熱を逃がそうと唇を噛む

全てが愛おしい

この手に唇に触れるもの全てが

智でうめ尽くされていく


シーツを這う智の足先がサワサワと音を立て始める

波打つ白い布に無数のしわが寄る


ベッドの軋 む音が

智の啼 く声が

部屋中に満ちていく


全身で俺の愛を受け止めようと

必死に縋りつくきれいな指先に

指を絡めきつく握りしめる


溢れる熱が行き場を無くし二人を

更に高めていく・・・・


背を反らし絶 頂を迎えるその瞬間

智から溢れる言葉に

心が熱くなった


「んあぁ・・・翔・・ちゃ・・んんっ・・あい・・して・・る・・」


・・・・・・智


「あぁ!!・・・・・愛・・・してる・・・んああああっ」


「智・・・ック・・・・智・・・・・あぁっ!!」


昂ぶ る熱を吐き出し全身を駆け抜けるような

痺れに酔いしれる・・・・・

幾度抱 いても足りないくらい

果 てた傍から欲しくなる


「はぁ・・・ふぅ~・・・翔ちゃん・・すごかった、今日・・・んふふっ」


荒い息を整えながら

俺を優しく包みこむ・・・・・


「・・・まだ・・たりない?・・」


「・・うん・・・たりないかも・・」


ふわりと笑う智に再び熱を持つ・・・・


ゴメン・・・・智


今夜は・・・・眠れないかも


見つめ合う瞳の先に見えてきた


二人の未来がまた一歩広がっていく気がした




・・・・翔ちゃん


愛してるずっと・・・・




一番聞きたかった言葉が


俺を満たしていく・・・・




I will love you forever



I will love you forever




forever・・・・・・