目下、大忙しの智くんは個人の仕事が一段落したら
「飯を食いに行こう!」と、俺に声をかけてくれた
何でも行きつけの鮨屋の店長が俺に見せたいものがあるというのだ
どこをどうやって俺の話になったのかは智くんに聞いても
よくわからず・・・・
俺としちゃ、智くんと過ごす時間が増えることは喜ばしいことで
その日を心待ちにしていた
ある日番組の収録後、智くんがその鮨屋の話をし始めた
メンバーは智くんのあまりの饒舌ぶりに興味を持ったらしく
一度その店に行きたいと面々が口をそろえて言い出した
智くんとその店で食事の約束をしていた俺は・・・
いつもの流れで
『じゃあ一緒に行くか?』
と、なるものだと思っていた
だがしかし・・・・
「ダメ!・・・そこは俺の隠れ家だから誰も連れて行かない」
えっ?・・・・
「なんで、いいじゃん減るもんじゃないし、第一、大野さんが行くたび
俺等行かないし一回くらい連れて行ってよ・・・」
「そうですよ、別におごれって言ってるわけじゃ無いんですから・・・」
「えっ?何々、おーちゃんそれともその店ってプライベートオンリーで
大事な人だけしか連れて行かないとか?ひゃひゃひゃっ」
「翔ちゃんも何か言ってやってくださいよ・・・」
えっ・・・ええっ?
「うるせぇ~!!お前ら好き勝手なことばかり言って、この話はもうお終い!!」
えええええっ?
メンバーにやいのやいの言われ続けている智くんをの横顔を
ただ・・・見つめることしか出来ないでいた
今の話に真実があるのならば・・・・・
相葉ちゃんの言った通りならば・・・・・
俺、めちゃくちゃうれしいんですけど?!
「ねっ、ちょっと翔ちゃん!リーダーに何か言ってやってって」
「・・・・う、うん・・・・・・・」
気の無い相槌を打つだけで
話なんて・・・・頭に入ってこなかった
智くん・・・・・
俺、期待してもいいのかな?
ねっ・・・智~くん💛
