荒い息を整える間もなく
翔くんの愛撫は続く・・・・・
「?!!・・・・・・・・。」
さっきと・・・・違う・・・・
「しょう・・・・くん・・・・あっ、・・・・まって、・・・んっ」
「智くん今度は・・・・・俺を感じて・・・」
・・・・今度は?俺を・・・って
「あっ・・・ちょ・・・・しょう・・・・・・ぁん・・・」
俺は繋がったままの身体をうつぶせにされ・・・
背後からの熱い息遣いに果てたばかりの自身が
すぐに反応する・・・・
そんな熱をどうにかしたくて
ソファーにあったクッションを噛みしめる
クッ・・・・・・
「はっ、・・・ハッ、智くん・・・・・俺を・・・・・俺だけを・・・」
翔くん・・・・・言っている意味が分からないよ・・・
さっきだって翔くんに俺・・・・・
感じたよ?
身体を起こされ背もたれに向かい手を置く
その手に翔くんの手が重なる
首筋から翔くんの唇が降ってきて・・・・・
背中のラインに沿い舌がその上を這う
絡まる指に力が入る
「んぁっ・・・・・翔・・・くん・・・、あぁっ・・・・・」」
ビクビクと身体は小刻みに震え
思わず背中が仰け反るが
そのまま翔くんの身体によって押し戻され
ゆっくりとした律動が繰り返し俺を煽る・・・・
さっきまでとは違って密着する身体
じっとりとした肌が擦れ合う
その感触が余計に翔くんを・・・・感じてしまう
背もたれにしがみ付くように快感をやり過ごさなければ
すぐにでもいってしまいそうになる
俺は・・・・
どれだけ飢えていたのだだろう
翔くんに抱かれて初めて・・・・・
悦びを知る・・・
