文月(ふみづき)~萌葱短冊






楽屋で台本を手にとる
少し離れたところにリーダー

リーダーも台本を見てる。
同じ時期にドラマの撮影なんて
久々。
大変なのは一人じゃないって
こんなに安心できるんだ・・・

しばらくするとそっと席をたつ
リーダー。
入り口のドアが静かに閉まる。

・・・・あれ?どこへいったの?

一人きりになった楽屋で俺は
声に出してセリフを覚える

気兼ねなく練習できる。
一人だから。
・・・一人になったから?

「!!!!。」

もしかして、わざと?

入り口で翔ちゃんの声。

「智くん?なにしてるの?
こんなところで台本見なくても
いいんじゃない?」(笑)

「いいんだよ、俺はここがいいの。(笑)」

「そうなの?でもさっ・・・」

楽しそうに話す二人(笑)。



リーダー・・・俺ね、
気づいてるんだ。

周りをいつも見ていて、そっと
優しい気づかいしてくれてること。何気ないから、気が付かないことの方が多いかもしれない

だからこそ、気が付いたときの
感動は半端ないんだよ!

当たり前のようにしていることは
リーダーにしかできないこと。

嵐でよかった。って思える時、
俺は必ずリーダーを思うよ。

出会えてよかったって・・・
色んな事一緒にできて、今だって
楽しくって仕方ないんだ。

ありがとう。リーダー!
そんなリーダーが大好き!

感謝を込めて!

     相葉 雅紀

妄想Letter編