「はぁ~・・・・」
今日、何度目のため息だろう?
仕事がまるで手につかない
偶然見かけた朧月夜の綺麗な人
あの人の姿が頭から離れない
何度かその場所へ行っては見たが
酔っていたせいもあって
ここがそうなのか
よくわからなかった
「歌・・・あの人だったのかな?」
今も耳に残る深く澄んだ音色
カナリアのような綺麗な旋律
「どうした?さっきからため息ばかりで仕事はかどってないな(笑)」
不意に上司に声をかけられ振り向くと
「おっ?恋わずらいでもしているのか?」
こ、恋わずらい?
俺が?・・・いや
これがそうなの?
「恋わずらいって・・・寝ても覚めてもってやつですよね?」
「どんな女だ?お前を骨抜きにするくらいだ、ベッピンなんだろう?」
・・・・どんな女?
女?男?
俺が一目ぼれした相手は
どちらともとれる中性的な人だった
男だったらなんて考えてもみなかった
いや・・・それでも
構わない・・・
それくらい魅力的な人だったから
あぁ・・・会いたいな
「おい・・・思い出し笑い、気味わるいからやめろ(苦笑)
そろそろ本気で仕事しろ、終わらないぞ」
「はははっ、すみません・・・」
今夜・・・もう一度あの場所に行ってみよう
会えるかわからないが、じっとしていられない
手につかなかった仕事を一気に終わらせ
定時で会社を出た
なぜか
花束を・・・買っていた
青いバラの花束を
あの人に似あう気がして
密かな・・・
違うな・・・大きな期待をもって
その場所へ足取り軽やかに向かった
その姿を思い浮かべながら
あぁ~
あなたに会いたい・・・
今日、何度目のため息だろう?
仕事がまるで手につかない
偶然見かけた朧月夜の綺麗な人
あの人の姿が頭から離れない
何度かその場所へ行っては見たが
酔っていたせいもあって
ここがそうなのか
よくわからなかった
「歌・・・あの人だったのかな?」
今も耳に残る深く澄んだ音色
カナリアのような綺麗な旋律
「どうした?さっきからため息ばかりで仕事はかどってないな(笑)」
不意に上司に声をかけられ振り向くと
「おっ?恋わずらいでもしているのか?」
こ、恋わずらい?
俺が?・・・いや
これがそうなの?
「恋わずらいって・・・寝ても覚めてもってやつですよね?」
「どんな女だ?お前を骨抜きにするくらいだ、ベッピンなんだろう?」
・・・・どんな女?
女?男?
俺が一目ぼれした相手は
どちらともとれる中性的な人だった
男だったらなんて考えてもみなかった
いや・・・それでも
構わない・・・
それくらい魅力的な人だったから
あぁ・・・会いたいな
「おい・・・思い出し笑い、気味わるいからやめろ(苦笑)
そろそろ本気で仕事しろ、終わらないぞ」
「はははっ、すみません・・・」
今夜・・・もう一度あの場所に行ってみよう
会えるかわからないが、じっとしていられない
手につかなかった仕事を一気に終わらせ
定時で会社を出た
なぜか
花束を・・・買っていた
青いバラの花束を
あの人に似あう気がして
密かな・・・
違うな・・・大きな期待をもって
その場所へ足取り軽やかに向かった
その姿を思い浮かべながら
あぁ~
あなたに会いたい・・・


