ここか!!!

松潤、全然ツインタワーじゃね~し!

 

 

ゼェ~ハァ~・・・

 

どこにいる?

あぁ!!部屋の番号聞いてねぇ~し

チクショ~!!

もう部屋にもどってるか?

 

ダメもとで、フロントに聞いてみる

 

 

「・・・・櫻井さまですね、二宮様からお部屋の鍵を

お預かりいたしております」

 

と、以外にもすんなり渡されたことに

拍子抜けし、ニノや松潤に悪態をついたことを

少し後悔したが、したが、したんだが、すぐに取り消した!

 

部屋番号をフロントマンが教えてくれない!

何でだ?

「申し訳ございません・・・その・・・二宮様より

お部屋の番号だけは伝えないようにとのことでしたので・・・」

 

申し訳なさそうに答えるフロントマンには

非があろうはずもなく、へらへらと笑うように

その場を離れ最上階のラウンジから探すことにした

こうなったらヤケクソだ!クソッ!!

 

最上階にあるすべてのフロアーを探したが見つからず

他の階にある店の位置を確認してエレベーターを待つ

これがまた来ない・・遅っ!!

あぁ~~~~!!

じれったい!エレベーターってこんなに遅かったけ?


 

ボタンをたたき続けていると

隣にいた子供にガン見された!!

き、気まずい・・・・・

非常に気まずい・・・・・

だが背に腹はかえらないのだ!

急いでるんだ、俺は!

 

やっと到着したエレベーターに乗り込みボタンを押す

閉まる寸、聞き覚えのある声が聞こえた気がした

松潤?

が、すでに扉は閉まり確認はできず

      
 



 

「・・・・・はぁ~」

 

ドでかいため息を一つ

どうしろって言うのよ、全部屋探せってか?

 


 


夜景を眺めながらそんなボヤキを言ってみたが

今さら後には引けず

くだらないプライドではあるが

そこは引けないのだ!

 

ブーーブーーブーー

 

と、ポケットが揺れた・・・・