それから・・・8

それから・・・8


持ち帰った「それ」を眺めていた







どんな気持ちでこれを手にしてくれたのか

どんな気持ちでこれを握りしめていたのか

俺の浅はかな言動で思いもよらなことになって


松潤・・・には理由を説明しないと

迷惑がかかる・・・かな



智くんにも伝えないと・・・



どうやって？

事務所が身辺を疑っているからって？

なんのこっちゃだよな・・・



社長に直接会って話してみよう

理解してもらえるまでは

時間をかけて認めてもらうんだ



その前に・・・智くんに謝らないと


許してくれるかどうか・・・わからないけど

きちんと説明してそれでも納得できないなら

・・・・・その時考えよう


ごちゃごちゃ考えるな！






スマホをとり松潤に連絡をする








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「・・・・あぁ、わかった・・・うん　じゃぁ」




はぁ～・・・そうでしたか


まさかそこまで大事になっているとはねぇ～


わかっててやったの？この人は？

まさかね・・・・



翔さんが来る

この人を迎えに来てしまう



ほんの一瞬だけ夢を見た

あっけなかったな今回も（苦笑）

でも・・・それまでは俺の時間！

リーダー起こして

ごはん食おう！



最後の晩餐・・・・か





「リーダー！ご飯できたよ、起きて食べよう・・・」











「ん・・・・・・・？」






なんか俺って・・・

やっぱりこの二人にとっては3枚目？

どうにかしてやりたいのに

寸前で邪魔が入る気がしてならない


まぁ、リーダーが笑ってればいいんだ

結局はそこなんだよな




俺なら堂々関係を認めて

少しでも気を楽にさせてやるのに

翔さんは・・・どうするのかな

立場が違うからね

俺と翔さんは・・・・


だけど、想いは一つ

ついでに言うと

答えも一つなんじゃない？








「ほら、冷めちゃうから早く！」







翔さん・・・お手並み拝見といきますか