「で、翔さんに相談したわけだ・・・」
「うん、だって頭いいからすぐ答えてくれるかなって思って・・・」
・・・・・翔さんさぞ面喰ったことでしょうね(苦笑)
「翔さんはなんて?」
「えっ?・・・あぁ、なんかよくわかんなかった・・・
難しい顔になっちゃったから、やっぱいいやって言ってきちゃった」
・・・・ヘタレだねぇ相も変わらず
「リーダーはその答え知ってどうしたいの?」
「どうしたいって・・・・・わかんないよ」
はぁ~ 全くこの人も鈍感だから・・・
「じゃぁ、いい方法教えてあげますよ」
「いい方法?」
「そう、一発で答えの出るいい方法!ふふっ」
「・・・・やっぱいい。自分で探す」
「なんでよ、知りたいんでしょ?」
「ニノがこういう顔するときって何か企んでそうな時
だから、いい。自分で何とかする(笑)」
あらら・・・こんな時だけ感が働くこと
自分で何とかねぇ~
まぁいいでしょう、せいぜい頑張んなさいな(笑)
明日の翔さんの顔が楽しみだ、ははっ
目の下にクマができていないことを祈るよ ふははっ、
好きに違いがあること感覚でわかっていても
それが恋愛感情に近いものだって
果たして認めるかどうか
お子様ランチ並みですからね
こと恋愛に関しては・・・
みんなリーダーが好きなのに
その好きに違いは無いのに
微妙な心のずれから
全く違ったものになってしまうから
不思議だ・・・
生き物だなまるで
そのときの心を移す鏡か・・・
俺はどんなふうに写っているのかな?
まぁ、聞かなくてもわかるけど・・・
いいんだ俺は
側にいることが大事だから
心はそうじゃなくてもね
そんな寄り添い方もありじゃない?
そう思う・・・
一番近くから見守っているから
たぶんね・・・
これからもずっとそれは変わらない
それがオレ流だから(笑)
「リーダー・・・飯食いにいこう」
「・・・・・いや、今日はちょっと」
「またかよ!たまにはいいじゃん!!」
「いや、いい、」
・・・・・フンッ
これが俺たちの距離(笑)
いつまでも変わらない・・・・ははっ