「ねぇ・・・もう少しいられる?」






珍しくおねだりする智くんに、一瞬ドキッとする




「あぁ、まだ大丈夫だよ。どうしたの?」


そう答えれば柔らかな表情で


ふふふっ と微笑む


「ならいいや・・・」





安心した顔でグラスを傾けながら


ニコニコ笑ってる智くん・・・


か、可愛い・・・・







思わず泊まって良いの?って聞きたくなる








俺の居場所を確認するように

時々見つめられる視線が甘すぎて

口元は緩みっぱなし・・・

だらしない顔してること間違いなし!




目が合うと恥ずかしそうにいったん

ふいっとそらす

その後すぐにそ~と俺を見る仕草が

たまらない!!!





あぁ~智くんのお母さん

ホントに感謝します!!!

生んでくれてありがとう、本当にありがとう!











何度目かのおかわりでグラスを下げる智くんの手に

触れたとき、たまらずその手を掴んでいた


ゆっくり引き寄せ抱きしめた

フワフワした髪の毛が

鼻に触ってくすぐったい(微笑)


耳まで真っ赤になってる智くんの

項にそっとkissをひとつ


ピクリと肩をすぼめ俺の顔を覗き込む・・・


誘われるままに

あなたの唇がそっと俺に触れる

甘いロゼワインの香りがした・・・