sho with satoshi Ⅱ
「やっぱり・・・2番手だったかぁ~」
ふぅ~
と、一息吐き出して、俺に向かって
話し始めた。
「薄々は感じてた、だって、会えば事あるごとに大野さん・・・
あなたのことばかり話すから。」
じろりと翔ちゃんを見ると、

だからなんだよ!的な顔をしてるのが気に入らず
思いっきりにらみつけると
空気を読んだのかシュンと下を向いた
「だいたい、会いたいって連絡来るときは、
全く絡んだ仕事がなかった時。
あっ、絡んだ仕事って、多分だけど、レギュラー番組かな・・・
二宮さんや、松本さんと仲良くしてるのが
気に入らないときとかが多かったかな?」
「・・・・あのすみません、それって、この人が愚痴るんですか?」
「そう。だいたいね、
会えば、大野さんの話と、どちらか二人のことばかりだったから」

運ばれてきた生ビールをグイッとひとくち飲むと、
横目で翔ちゃんを見る
目をそらす翔ちゃんに、
フンっと、鼻息一つ。
グラスを取ると、今度は一気に飲み干す・・・
酒豪?
隣で小さくなってる翔ちゃんに・・・
「翔ちゃん、なんでそんな話ばっかりしてたの?」
と、聞いてみた。
俺にとっては、かなり、嬉しい話ではあるが、
「・・・俺そんなに話してたかな?確かに会った後は
すっきりしてたかも・・・いろんな意味で。ははっ」
・・・いや、質問の意味が違うから。
翔ちゃんは、ともかく
この人は、なんで付き合うことにOKしたのだろう?
「あの・・・それって正式に付き合うってなった後のお話ですか?」
「そう。それまでは、まぁ~よくもだましてたなってくらい、紳士的で
今思えば、私も悪かったんだけどね、
なんせ嵐ですからときめかないはずない」
そう話すとケラケラ笑いながら
空いたグラスを片付ける
翔ちゃんとの馴れ初めや、二人の気持ちの変化、
自分の中の気持ちの変化
酒も進んでたのか、たくさん話してくれた
あの日がもしなかったとしても、
いずれにせよ、終わらせていた関係だから
気にすることはないと、言ってくれた。
男同士でとか、偏見は無い!
好きになったものはしょうがない!
ただ、自分が2番手で、しかも、男の人に負けたことは
悔しくて、しばらく引きずると、笑いながら話してくれた
それだけで、気持ちがほぐれていく気がした・・・・
この人・・・翔ちゃんより男っぽいかも(笑)
きっと、知らないうちに助けてもらってた部分が
あったんだろうな、と、想像できた。
聞けば、翔ちゃんが太りだした頃に栄養管理をするために
専属になったことからの関係だとか
話を聞く限り、俺等に離せない胸の内を
翔ちゃんが、この人に
話すことで、バランスをとっていたのかもっと思うと
なんだか、急に心配になって・・・
翔ちゃんに聞いてみた
「本当にこの人との関わりを終わりにしてもいいの?」
「智くん、それ、どういう意味?」
「大野さん?」
よくわからないけど、なんとなくこの人と離れちゃいけない
そんな気がしたんだ・・・
俺にとっても、翔ちゃんにとっても・・・・
「やっぱり・・・2番手だったかぁ~」
ふぅ~
と、一息吐き出して、俺に向かって
話し始めた。
「薄々は感じてた、だって、会えば事あるごとに大野さん・・・
あなたのことばかり話すから。」
じろりと翔ちゃんを見ると、

だからなんだよ!的な顔をしてるのが気に入らず
思いっきりにらみつけると
空気を読んだのかシュンと下を向いた
「だいたい、会いたいって連絡来るときは、
全く絡んだ仕事がなかった時。
あっ、絡んだ仕事って、多分だけど、レギュラー番組かな・・・
二宮さんや、松本さんと仲良くしてるのが
気に入らないときとかが多かったかな?」
「・・・・あのすみません、それって、この人が愚痴るんですか?」
「そう。だいたいね、
会えば、大野さんの話と、どちらか二人のことばかりだったから」

運ばれてきた生ビールをグイッとひとくち飲むと、
横目で翔ちゃんを見る
目をそらす翔ちゃんに、
フンっと、鼻息一つ。
グラスを取ると、今度は一気に飲み干す・・・
酒豪?
隣で小さくなってる翔ちゃんに・・・
「翔ちゃん、なんでそんな話ばっかりしてたの?」
と、聞いてみた。
俺にとっては、かなり、嬉しい話ではあるが、
「・・・俺そんなに話してたかな?確かに会った後は
すっきりしてたかも・・・いろんな意味で。ははっ」
・・・いや、質問の意味が違うから。
翔ちゃんは、ともかく
この人は、なんで付き合うことにOKしたのだろう?
「あの・・・それって正式に付き合うってなった後のお話ですか?」
「そう。それまでは、まぁ~よくもだましてたなってくらい、紳士的で
今思えば、私も悪かったんだけどね、
なんせ嵐ですからときめかないはずない」
そう話すとケラケラ笑いながら
空いたグラスを片付ける
翔ちゃんとの馴れ初めや、二人の気持ちの変化、
自分の中の気持ちの変化
酒も進んでたのか、たくさん話してくれた
あの日がもしなかったとしても、
いずれにせよ、終わらせていた関係だから
気にすることはないと、言ってくれた。
男同士でとか、偏見は無い!
好きになったものはしょうがない!
ただ、自分が2番手で、しかも、男の人に負けたことは
悔しくて、しばらく引きずると、笑いながら話してくれた
それだけで、気持ちがほぐれていく気がした・・・・
この人・・・翔ちゃんより男っぽいかも(笑)
きっと、知らないうちに助けてもらってた部分が
あったんだろうな、と、想像できた。
聞けば、翔ちゃんが太りだした頃に栄養管理をするために
専属になったことからの関係だとか
話を聞く限り、俺等に離せない胸の内を
翔ちゃんが、この人に
話すことで、バランスをとっていたのかもっと思うと
なんだか、急に心配になって・・・
翔ちゃんに聞いてみた
「本当にこの人との関わりを終わりにしてもいいの?」
「智くん、それ、どういう意味?」
「大野さん?」
よくわからないけど、なんとなくこの人と離れちゃいけない
そんな気がしたんだ・・・
俺にとっても、翔ちゃんにとっても・・・・