気がつけば夜風が冷え冷えと厚手のカーテンを
ゆらしはじめる。
「だいぶ肌寒くなったな」
いつの間にか虫の音だけが聞こえる
もう秋か・・・
部屋の整理に追われ忙しく過ごしてきた俺は
季節を感じる余裕まで取られまいと
時々手を休めるようになった
今じゃその時間すら愛おしい
引っ越しの支度で汗ばんだ体に
夜風が心地よくベランダに出て
一服する

けむりを追いかけ見上げれば、
漆黒のなかに浮かぶ蒼く澄んだ上弦の月
時折霞がかった雲に隠れる様が
恥ずかしげに顔を覆うあなたの妖艶な姿態
を思い出させる。

少しだけ手狭になったベッドに目をやり
綺麗に敷き詰めたられたシーツを
微笑ましく思う
これから二人で作り出す
白い布の波を思い浮かべ、
その余韻に浸れば、沸き起こる
体の疼きに満たされる。
どうしようもないほど、
あなたを感じたい夜は・・・・
隣でくつろぐあなたに
そっと手を伸ばし引き寄せ
抱きしめる・・・
ほのかにただよう、
あなたのからの香りが俺の高ぶりを
現実のものにしてくれる
幾たびこんな夜をすごせるのだろう。
思い描くあなたに逢え
俺はあなたにまた恋をした
俺を包み込むその笑顔を待ちわびて
今宵もまた、あなたの全てを愛したい
夢にまで見たその笑顔に逢うために
待ち遠しいよ・・・愛おしい人

早く帰ってきて・・・・
寝ないで待ってるから
智くん・・・
俺、今とても幸せだよ・・・・・
ゆらしはじめる。
「だいぶ肌寒くなったな」
いつの間にか虫の音だけが聞こえる
もう秋か・・・
部屋の整理に追われ忙しく過ごしてきた俺は
季節を感じる余裕まで取られまいと
時々手を休めるようになった
今じゃその時間すら愛おしい
引っ越しの支度で汗ばんだ体に
夜風が心地よくベランダに出て
一服する

けむりを追いかけ見上げれば、
漆黒のなかに浮かぶ蒼く澄んだ上弦の月
時折霞がかった雲に隠れる様が
恥ずかしげに顔を覆うあなたの妖艶な姿態
を思い出させる。

少しだけ手狭になったベッドに目をやり
綺麗に敷き詰めたられたシーツを
微笑ましく思う
これから二人で作り出す
白い布の波を思い浮かべ、
その余韻に浸れば、沸き起こる
体の疼きに満たされる。
どうしようもないほど、
あなたを感じたい夜は・・・・
隣でくつろぐあなたに
そっと手を伸ばし引き寄せ
抱きしめる・・・
ほのかにただよう、
あなたのからの香りが俺の高ぶりを
現実のものにしてくれる
幾たびこんな夜をすごせるのだろう。
思い描くあなたに逢え
俺はあなたにまた恋をした
俺を包み込むその笑顔を待ちわびて
今宵もまた、あなたの全てを愛したい
夢にまで見たその笑顔に逢うために
待ち遠しいよ・・・愛おしい人

早く帰ってきて・・・・
寝ないで待ってるから
智くん・・・
俺、今とても幸せだよ・・・・・