リバーのバリューベットが的確にできるかどうかで実力の差が大きく出ると最近よく教わるので、プレイ中もひとつのテーマに据えて考えています。
リバーでのミスは収支に大きな影響を与えるので、リーディングの精度が問われるところです。
$5.00 USD NL Texas Hold'em
Seat 4 is the button
Seat 2: Hero ( $6.26 USD ) - VPIP: 24, PFR: 16, 3B: 5, AF: 2.6
Seat 3: Player3 ( $12.27 USD ) - VPIP: 25, PFR: 12, 3B: 1, AF: 1.9, Hands: 178
Seat 4: Player4 ( $9.37 USD ) - VPIP: 74, PFR: 32, 3B: 11, AF: 2.6, Hands: 19
Seat 5: Player5 ( $22.57 USD ) - VPIP: 30, PFR: 26, 3B: 9, AF: 4.0, Hands: 23
Seat 6: Player6 ( $5.53 USD ) - VPIP: 24, PFR: 22, 3B: 17, AF: 0.0, Hands: 45
Player5 posts small blind [$0.02 USD].
Player6 posts big blind [$0.05 USD].
Hero posts ante of [$0.01 USD].
Player3 posts ante of [$0.01 USD].
Player4 posts ante of [$0.01 USD].
Player5 posts ante of [$0.01 USD].
Player6 posts ante of [$0.01 USD].
** Dealing down cards **
Dealt to Hero [ Ah Ac ]
Hero raises [$0.20 USD]
Player3 folds
Player4 calls [$0.20 USD]
Player5 folds
Player6 folds
P4は見たまんまのフィッシュです。
AAでHUに持ちこめたので申し分なしです。
** Dealing Flop ** [ Ts, Kc, 7s ]
Hero bets [$0.33 USD]
Player4 calls [$0.33 USD]
相手はプリフロ3betもそれなりに入れて来るタイプで、JJでの3betを1度見ています。
なのでAK,KKは相手のレンジから除外します。
一応TTもコールドコールのレンジに入れるとして
TT-22,
AJs-A2s, K2s+, Q2s+, J2s+, T2s+, 93s+, 84s+, 73s+, 63s+, 52s+, 43s
AJo-A2o, K2o+, Q4o+, J7o+, T6o+, 96o+, 86o+, 75o+, 65o
おそらくこのくらいの広くて弱いレンジが想定されます。
バリューを取る意味でベット。
** Dealing Turn ** [ 7c ]
Hero bets [$0.75 USD]
Player4 calls [$0.75 USD]
相手の7も無くはないですが、KTも捲くり、まだまだ勝っているハンドの方が圧倒的に多いです。
バリューベット。
** Dealing River ** [ Jc ]
Hero bets [$1.28 USD]
Player4 calls [$1.28 USD]
かなりパッシブな相手なので7を持っていてターンでレイズしなかったという線も少しあります。
A7,K7,Q7,J7,T7s,97,87,75+,73s+で62通りくらい。
フラッシュはQcTcとTcXcの8通りくらいしか残っていないのでそんなに怖くありません。
KK,JJは除外しており、TTと77合わせても4通り。
計74通りです。
一方勝っているハンドは
KQ-K8,K6-K2
AT,QT,JT,T9,T8,T6
これだけで136通りほどあり、さらにAsJsみたいなハンドとバーストフラッシュドローを含めるとまだまだ勝っている可能性の方が高いと思われます。
フルハウスやトリップスはターンでレイズしている方が普通だし、負けている可能性はさらに下がる事を考えると、ここはもう一発ベットしてバリューを絞り取るべきだと考えました。
相手が相手なのでK持ちならポットベットでもコールしそうな気もしましたが、流石に都合よく考え過ぎかと思い直しハーフサイズをベット。
Hero shows [Ah, Ac ]
Hero wins $5.02 USD from main pot
Player4 doesn't show [As, Th ]
相手によってはリバーのベットは「コールされる時は負けている時だけ」の所謂ウェイアヘッド/ウェイビハインドにもなりそうで怖いのですが、相手のレンジとコールレンジの広さを良く見て薄めのバリューも取っていく意識を身につけたいと思います。