三井記念美術館から巡回して来た
日本初帰国のエドソンコレクション。
京都・相國寺、承天閣美術館で観ましたが
今は富山県水墨美術館で8月22日まで公開中です。
日本の工芸品として
こんなに見応えのある展覧会は久々です。
掛け軸に屏風から重箱、印籠に茶入れまで
表現方法として多彩で
特にだまし絵技術は必見ですね。
どっからどう見ても陶器にしか見えない茶入れ。
実は竹で出来て居て、釉薬もひび割れも全て手描き。
この人の手描き技術は底が知れません。
掛け軸にしても、どう見ても布にしか見えない表具が
描き表具だったり、
この人の遊び心と描画の旨さは底が知れません。
ほんとに行って良かったと心底思える展覧会
ここにありました。
それにしてもこれだけいいものを集めた
アメリカ人の
エドソンさんの審美眼にも脱帽です。