しばらくは雑務を任せられた。
朝は現場事務所、仮設トイレの掃除。職人の弁当注文。
現場に行き、職人の仕事を見て勉強しながら作業工程を詳細を記した看板と共に写真におさめる。
そのほかに資材置き場の移動、発注した資材が届けば荷受け。
真夏日でもほぼ工事現場にいた。
おかげでかなり痩せた。
この頃は、ただただ言われたことをして動くだけで正直身体さえ持てば楽だった。19時には帰らせてもらえたし。
しかし、ある程度工期が迫ってくると帰宅時間も遅くなってきた。
19時→21時→23時…
職人さん達の現場仕事が終わるのが17時、俺たちはそれから現場事務所に戻り、工事の打ち合わせ、他業者とやり取り、詳細図面の修正、写真整理…等々をしなければならない。
俺は写真整理、工事の進捗状況の整理、書類作成を任されていたが少なくとも20時には終わる。
帰ろうと思えば帰れるが、帰宅時間は上司に合わせるのが鉄則になっていたため手伝いをして皆の仕事が終わるまで待っていた。
これが平日だけだったらいいのだが、土曜も同じサイクルだった。
ピーク時は日曜も隔週で現場にでていた。
「…入る会社間違えたか?」
俺は不安を抱き始めた。
サブコンに入り精神崩壊して退社するまでの話
http://s.ameblo.jp/sto1216