2018/04/27~30 白馬岳に行きました 4人(SE、WA、MI、YA)
ゴールデンウイーク、家でゴロゴロするわけにはいかない。
前半は天気が良さそうです、行きましょう 北アルプスへ
相棒、今回はいろいろあってお留守番、次回に行きましょうね。

去年のゴールデンウイークは蝶ヶ岳、ステップアップと人の少ない場所を考え白馬岳に行く事に
メンバー力量を考慮して唐松岳とか五竜岳も考えましたが人の少ない方を選びました
2weekまえから北アルプスの天候をチェック、降雪はあまり無く死ぬような表層雪崩の心配はありません。でも気温が高く山頂での降雨もあり全層雪崩の心配はあります。全層雪崩はいつ発生するか解りません
前日までの温度によっては気温が低い朝でも発生する恐れがあります。表層より発生時期が読めない


主目的は 1.ステップアップ登山 2.景色の堪能とTG5の性能確認
とり急ぎ ​ヤマレコ

4/271800自宅発→JR-M.ST→R11→SE宅→R11→川内IC→瀬戸大橋→山陽道→中国道?→新名神→高槻JC→名神高速→小牧JC→中央道
4/28
岡谷JC→長野道→安曇野IC→R306→R148→R433→0500
栂池P着
1日目 山行5時間21分 休憩7分 合計 5時間28分
S栂池パノラマウェイ 栂池高原駅08:21-09:17栂池パノラマウェイ自然園駅09:19-09:25栂池ヒュッテ09:26-09:29栂池自然園(栂池ビジターセンター)09:30-09:34栂池山荘11:41天狗原/白馬岳神社11:42-13:19乗鞍岳13:21-13:49白馬大池テント泊
2日目 山行8時間54分 休憩4時間4分 合計12時間58分
泊 白馬大池05:52-07:04船越ノ頭07:05-07:52小蓮華山07:56-09:02三国境09:03-09:54白馬岳11:24-11:54三国境11:55-12:43小蓮華山13:55白馬大池 テント撤収 14:37-15:16乗鞍岳15:17-16:12風吹大池方面分岐16:13-16:18天狗原/白馬岳神社16:24-17:03栂池パノラマウェイ 自然園駅17:12栂池ヒュッテ18:49→栂池フュッテ泊(素泊まり)
4/30 7時起床
0753栂池フュッテ→自然園駅→ロープウェイ→栂大門駅→栂の森駅→コンドラリフト→栂の池高原駅→栂池P→R433→R148→道の駅→そば処こばやし→安曇野IC→長野道→中央道→名神高速→新名神→中国道→山陽道→瀬戸中央→高松道→松山道→川内IC→北斗で晩御飯→S宅→W宅→2130頃帰宅

1.昨年は蝶ヶ岳、殆ど緩い斜面の樹林帯を歩く、天候がよければ初心者雪山コースだった。
それでも初日、徹夜で運転してテント泊装備で1000mは初心者にはきつかったのか、要らない荷物を持ってきて重かったのか、山頂でのテント泊は出来なかった。
今回はゴンドラとロープウェイで1850まで荷揚げ。ラクチン登山としたのでほぼ変更後の予定通りに歩くことは出来た。しかし予定変更して雪渓を下らなかったのは失敗であった。

2.快晴の二日間、こんないい天気が続くのはめったに無い事である。大当たりであった。
初日の夜はほぼ満月、TG-5での星の写真を撮りたかったが叶わず次回に持ち越し。月の写真を撮ったが設定間違いでこれも撮れず散々であった。
でも稜線からの景色は最高。往復ともに快晴はあり得ない状況でした。まあ二度とないでしょうかね


往路と復路 微妙にコースが異なります 雪があるので
山と高原地図でログを取得



0742 渋い
ゴンドラ乗場の駐車場で見かけた渋い車、これに乗ってるって事はこれを整備出来るって事か



0840 メンバーの希望もありコンドラとロープウェイで1000mアップ ラクチンです


0900



0920 ロープウェイを降りて乗鞍岳に登ります。ちょっと寄り道して栂池フュッテの横を通りました


1006 雪が崩れそうな沢を渡って登れそうな所から一般雪道の稜線を目指します
思ったより急斜面だったので念のためにアイゼンとピッケルに持ち替えます


1017 稜線に乗りました、この先からちょっと急斜面になりますが大した斜面ではありません。



1104 雪はやわらかくアイゼンは要らなかったかも、でもこの先に雪崩の可能性のある急斜面が待ってます


1141 乗鞍岳に登る急斜面、今回の行程で一番急で長い斜面ではなかろうか
過去に表層雪崩も発生してます、全層雪崩の記録は調べられませんでしたが今回の様に気温が高いと可能性はあります。でも大きな亀裂は見当たりませんから大丈夫でしょうか。



1153 登る人の9割がスキー、スノボーダーです
登山者は周りを見ても見つかりませんでした。白馬大池まで行くスキースノボーダーは居ないので白馬大池はガラガラかな~



1202 斜度が上がりゆるい雪ですが油断は出来ません
ストックとピッケルを持っている人は滑ったらストックを放り投げてピッケルを両手で掴み滑落停止をする必要があります

登り切って夏道をあるかずハイマツを右回りに回り込んで乗鞍岳山頂を目指します


1248 ハイマツを回り込んで歩いていると雷鳥
まだ白い雷鳥がいました



1312 何処がピークか解らない乗鞍岳山頂
雪は風で飛ばされて少ないのでしょうか



1324 乗鞍山頂から白馬大池を目指して下ります、夏道が何処か解らなくなり踏み跡を辿るしまつに
雪が少ないので夏道を下るべきでした 雷鳥のハイマツを多少踏んでしまいました


1346 池の雪はまだ大丈夫そうだったので池を横断する事にしました

雪洞を掘る予定でしたがテント設営に時間が掛かり掘れませんでした 残念
雪は固くスノーソーが無いと苦労します、雪山ではスノーソーはやはり必需品ですね



1500


1748 明日登る稜線をチェック 雪庇があるとしても反対側のようですね
まあこの気温が続けば雪庇は落ちているでしょうが


1818 寂しがりやなので他のテントの横に設営しました。男子一人女子3人のグループでした。
設営前に 直ぐ近くに う*ち がありました、なんと小屋のすぐ横です。
我々のトイレは行けの向こうの岩場かハイマツの中にしましたが小屋の横にする非常識な人がいるんですね。吹雪いて死にそうだったのでしょうか、解りません。確かに気温が低く吹雪いて手が凍傷になりそうなら仕方ないかもしれませんがここ2WEEKの天候ではそれはありえません。物の状態を見ても1WEEK内のものです、その横にはトイレを掘っているまた非常識な人もいました。
仕方なく雪洞用に持って来た竹で目印をしておきました。他の登山者や小屋の人が踏みつけるといけないので。
小屋の横に設営しましたがこの写真の右奥の緩斜面から少し離れた場所が正解だったようです。
あそこならトイレも近くに設営出来るし降雪も無いので雪崩の心配もありません。風も弱そうです。

本来ならば持って帰るべきなのでしょうか、私には解りません。


0425 遅い起床で準備 天候が良いので凍っても大丈夫な荷物は外に出しました。
本来なら出さないのが正解ですが天候が良いので・・・。



0604 斜面でザックを背負ったまま滑落停止の練習をしてから出発しました 
準備運動です


0639 踏み跡は稜線の右斜面についてましたが稜線を歩きます 風も無く雪庇も無いので



0650 景色は最高 快晴 風も無くある意味物足りない でも今日はご安全第一


0708 船越の頭辺りから小蓮華山までの途中の稜線は雪が所々あるだけ、しばらく夏道を歩きました。


0720 小蓮華山までの稜線 気持ちいい
登山者は見ての通りの数です 写真に写っている人数としては多い方の写真です
右斜面は雪が融けてます



0751 雷鳥のこの時期の保護色の意味が解りました、雪が解けた山肌に雷鳥が解けこんでます



0802 もう少しで小蓮華 夏道が出てます、帰りはアイゼン不要かな~??? 
雪が少ないようです、そのうちゴールデンウイークの雪山は無くなるのでしょうか・・・。



0802 小蓮華山 逆鉾が目印です


0814 遠く鹿島槍、五竜、唐松が見えます
全層雪崩の跡があちらこちらに


0814 白馬岳は雪庇は無さそうです 手前のピークに少し雪庇。


0815 日本海方面 
今日初めての登山者とのすれ違いでしょうか


0814 三国境手前までの下りの稜線は雪無し


0840 遭難してこの付近でビバークした人の荷物だろうか
風に飛ばされたらいけないのでさらに石を周りに敷き詰めた。
小屋まで運ぶのはためらいました、やはりデポした人が取りに来るべきかと。



0848 三国境手前の急な斜面
登り切って三国境のはずですが雪道で稜線を歩いているので夏道の道標はありません、道標は右下にあったのでしょう。


0900



0908 まあまあ急ですが滑落してもコルが広いので稜線の両サイドに落ちる事は無さそうです。
この辺りの北側がちょうど三国境の道標がある場所かもしません。
三国境を越えればもう少しで白馬岳 山と高原地図のコースタイムでは1時間



0937 雪庇のあるピークが見えますが白馬岳の手前のピークです



0941 登りは暑くてTシャツ一枚でもいいくらい
日焼けがひどい、首筋、耳、唇の紫外線対策が出来てなかった、後で後悔する痕ですね


0958 山頂証拠写真



0959 山頂から剱岳、立山方面


1004 大雪渓の様子 上部には表層雪崩のデブリ痕があちらこちらに、下部に全層雪崩の跡が
朝一で下れば大丈夫かもしれないが雪面はカチカチかもね。滑落停止が確り出来ないと・・・。
これからの雪渓は落石もあるので出来れば登りに使いたいルートですね



1017 主稜を登った若者のビレイが美麗でなかった。
ボディービレイなのかスタンディングアックスビレイなのか、支点は? 最後の雪壁は垂壁に近いので最低でもスタンディングアックスビレイでしょうか。
ちょっと心配だったがセカンドは落ちなかったので良かった。
あれこれ言える人では無いが独り言を言ってしまいます。じじいになった証拠でしょうか。


1040 剣岳方面を眺めながらゆっくりと人を待ちます
W君、M君は小屋に遊びに行きましたので
S氏は足の調子が悪いので私と待機 ちょっと長かった
天候を調べると低気圧が来る、白馬大池にもう一泊して翌日の昼から下ってもよいのだが・・・
乗鞍岳からの下り、固くなった急斜面の雪面をメンバー全員が上手く下れるか不安だったので本日中に下る事にした。なので2人の帰りがなおさら長く感じられた。
予定変更の多い山行になってしまった。



山頂パノラマ撮影



1054 槍、奥穂方面 遠くに微かに見える


1139 下りはアイゼン無し ピッケルで下った


1146 心配だった急斜面も雪はさらにグズグズ 途中からシリセード さほどスピードは出なかったので安心して後のメンバーが下るのを見れた


1150 滑落しても止まる場所 でも状況によってはスピードが出て怪我をする場所でもある
先々週遭難した人はここで怪我をしたのか、もう一つの急斜面で怪我をしたのは 解らない


1202 振り返って雪面と白馬


1237 小蓮華山 
ちょっとロープウェイには間に合いそうにないかも


1251 小蓮華山の気持ちよか斜面


1316 振り返って小蓮華山

1320船越ノ頭 行きは冬道を歩きましたが帰りは夏道を歩き