午前 2:10 破水
ぱっちりと目が覚めて、立ち上がった瞬間
水がこぼれた感じ。ん?破水か?尿漏れか?とりあえずトイレで確認。破水だったら不安なため、病院に連絡。旦那起床。
私「破水じゃなかったら帰ってこようね(笑)」
なんて話しながら、出発。
午前 2:50 病院到着
痛みは全くなく、「んじゃ行ってくるね〜」と旦那と会えなくなるとも知らずバイバイ(笑)
即入院になるとも思ってないし、立ち会いも面会も完全禁止。
午前 3:00 検査 子宮口4〜5cm
綿棒で検査して、色変わらず、「破水じゃないかも?」と言われる。その後内診の時にザバっと出てきて、「こりゃ破水だね〜」即入院
午前 6:00
結構痛くなってくる。陣痛5分間隔くらい。
例えるなら、テスト中退出できないのに下痢の波が押し寄せてくる感じ(笑)まだ案外大丈夫。
午前 7:10
陣痛3分間隔くらい。こんなんで耐えられなかったら、子宮口全開になんて耐えられんと思い、ベッドの上であぐらかいてゆらゆら。
午前 8:15
陣痛2分間隔くらい。子宮口全開は、もっと痛いんだ!と自分に言い聞かせながら、トイレで「あ〜!」とか「う〜!」とか壁どんどん殴りながら、地団駄を踏む(笑)
午前 8:55 子宮口全開
声を聞いた助産師さん病室に現る。「いきみたい感じがします!」と自己宣言し、車椅子で分娩室へ。
フーフーフーフーと呼吸。内診したところ、子宮口全開!(笑) 妊娠糖尿病、B群溶連菌だったため、分娩室大慌てにさせてしまった
午前 9:00 分娩開始
点滴MAXで注入しながら、いきみ始める。意外と冷静で、自分で水も飲めたし、助産師さんと会話もできた。3回目のいきみで、何となくいきみ方が分かる。
午前 9:15
頭が見え始めた。点滴も間に合った。「大丈夫。大丈夫」となぜか助産師さんに言いながら、いきむ。
上手!うまいよ!と言われるとなんだか、いける気がする〜
午前 9:23
麻酔打って、切開。なんも痛くない。
午前 9:27
頭出た!「はい!力抜いて〜!」抜いたら抜いたでなんか変な感じ。 体を出されてるときの感じは、例えるなら、卒業証書の筒の本体になって、蓋をスポン!っとやられてるときの感じ、、、?
午前 9:30
産まれた!48.9cm!2870gの女の子!羊水が口に入っちゃって、泣かなかったけど、吸引したら泣いてくれた...酸素濃度がなかなか上がらず、測定器をつけられる。
午前 9:40
胎盤出されてた。膀胱圧迫されてトイレ行きたくなる(笑)
午前 9:45
呼吸安定してきたみたい。ベイビーは、あんまり泣かず速攻寝てた。お疲れさま。私は先生と話しながらお股を縫われる。縫われる前の産道の傷確認の器具(ほぼ凶器)がなかなか痛かったな〜(笑)
午前 10:30
赤ちゃん、私のそばに初降臨。初の母乳。ちょっとだけ吸ってくれた。さっきまでお腹にいたんだと。とっても不思議な気持ちになる。
20週で切迫流産。22週で切迫早産。3回の自宅安静。11月頭に妊娠糖尿病発覚。同時に1日7回の血糖値測定開始。11月末に産休に入るまで色んなことがあって、産休に入ってからも、産前鬱で、精神ボロボロ。旦那が帰ってきては毎日泣いて、健康優良児の旦那まで熱を出すという負の連鎖。育児の不安、お金の不安は、たくさんあるけど人生生きてれば何とかどうにかなると思えてきた1月。出産したら、出来ないことなんてない気がしてきた。
お母さんに「母は強しだから、大丈夫!」と言われるけどほんとにそんな気がする。
いつか来るかもしれない第2子出産のために、記録として残してみます。ではでは。