私の職探し苦労話
私の職探し苦労話私は親が高齢のため54歳の時に退職してUターンをしました。実家は農家です。前職は30年以上勤めた会社で中間管理職だったのでそこそこ給料もありました。職種は経理です。50代の転職なので不安も多かったのですが経理ならどんな会社でもある部署なので小規模の事業所で給料も前の半分位に目標を下げれば見つかるだろうと気楽に考えていました。雇用保険が8か月あってじっくり求職活動をしましたが、まずハローワークの求人票で経理を探しても「40歳まで」が圧倒的でしたね。また近年は男女雇用均等法で男女の明記は禁止で「女性」の明記はないものの「一般経理事務員」の募集ならオッサンではなく女性を募集しているのはわかります。平行して京都市内にある人材銀行に登録して求人情報を待つが地域を考えると皆無でした。人材銀行では転職セミナー、職務経歴書の書き方や自分の強みと弱みを明確にするため棚卸をしましょう、といった講義もありました。「前になにをしてたか」よりも次の職場で発揮できる能力をアピールすることが大事、ということはよく言われました。それで就職活動ですが応募しようかなという案件が2件ほどありましたが、遠方で単身赴任するような地域であり親の面倒をみるためのUターンだったので選択肢にもなりませんでした。こうした状況が1年半ほど続きました。そんな頃に近くで生涯学習センターという市の施設ですが建設されて「施設管理人」の募集があり応募しましたところ採用になりました。ホール・研修室・会議室・美術室などを備えた施設で設備管理や清掃をするのです。給料は14万円ほどで前の4分の1程ですが「ないよりまし」と家内と相談してとりあえずそこへ勤めながら本業の求職活動を続けようと考えました。トイレ掃除などを初めてするときはさすがに抵抗がありましたがプライドも捨てないと続きません。しかし、しばらくすると考えも変わって「来館者の方に気持ちよく使って頂こう」と気持ちを切り替えました。そうこうしながら1年・2年・3年と過ぎて本業が見つからないまま65歳の定年までお世話になったしまったのです。50代の転職や60歳定年後の勤め先はガードマンかこうした職種が圧倒的に多いと身をもって知らされた次第です。