「へそ曲がりの北向観音」そのⅢ

北向観音・常楽寺
平安時代初期(825年)に開かれた源頼朝なども再興に携わった由緒ある名刹です。
善光寺が来世の極楽浄土のご利益なのにこの北向観音は現世のご利益を願っています。
ここのように本堂が北向きはほとんど例がないそうで、南向きの善光寺と両参りすると
良いと言われています。
北向観音は余程のへそ曲がりなのでしょう。
今回私は片参りでしたが善光寺は何回も言っていますので良しとしましょう。


この木に因んでつくられたという川口正太郎の名作“愛染かつら”が階段上がって
すぐ右側にそびえています。。
田中絹代、京マチ子や岡田茉莉子らが時代時代で再演した名映画でこの映画での曲も
有名です。
懐かしのメロディー的雰囲気になったカラオケ会の時など私も歌う唄です。









色々な歴史やエピソードの詰まった見応えある寺院でした。
この項 完