希望の朝・・・退院日の日の出だよ。

「脳梗塞の闘病記」その5
リハビリ 編
 
某病院からリハビリを実施している J病院を紹介され通うようになりました。
J病院の医師は私の初期の障害を知らないですから、紹介状の経過とかDVD画像とか
見て診察する訳です。
両手を握らせて力比べとか足の押し合いしても「両側変わらないね」
健常者が目の前にいるような不思議そうな顔です。
ただ私としては日常生活には支障ないのですが右半身に違和感があるのです。
感じだけでそれが目に見える症状でないので伝わらないようです。
 
結局軽い仕事とはいえ仕事に復帰する以上は何回かリハビリをして様子を見ようと
いうことになりました。
 
ブロ友さんに忠告めいたことを・・・
ィキペディアでの脳梗塞の項でこのような記事が目に留まりました。
 
下記の前兆が24時間以内に消えてしまうのが、一過性脳虚血発作(TIAです。
  片側に力が入らない  片足に力が入らない
  ペンが持ちにくい
  しびれを感じる
  ろれつがまわらない  口元が上手く開かない
    言葉の意味がわからなくなる時がある  
  目が突然見えなくなる  視野の半分がかける
  ならえをすると片腕が下がる
TIAを起こした20% が脳梗塞を起こしています。


TIAとは、脳に行く血液の流れが一過性に悪くなり、運動麻痺、感覚障害などの症状が

現れ、24時間以内多くは数分以内にその症状が完全に消失するものをいいます。
脳梗塞の前触れとして重要です。
 
前兆があっても1日で或は数分で元通りになるから・・・それで次に悪くなるまで
間をあけちゃって大事に・・・というパターンなのですね。
私はこういう前兆が無くまさにペン(私の場合は箸でしたが)が持ちにくいという
最初の前兆ですぐ病院行ったお蔭で大事にならないで済んだと思っています。
 
脳関連だけでなく心臓関連の急変も怖いですね。
大阪駅前での自動車暴走事故も当事者は学生時代ラクビー選手で、高校の元体育教師で
持病はなかったというし、まだ51歳だとのことです。
病気に縁のないこんな素晴らしい経歴の持ち主でも突然の急性疾患です。
 
同じカテゴリ「闘病記」で私と同じような病気の投稿記事にお邪魔しました。
緊急入院したけれどICUがあいてなく一般病棟へ回された・・・とか
開頭手術受けたのに一週間で退院させられた・・・とか
ICUと一般病棟での待遇は新幹線ハヤブサと在来線くらいの差がありましたから
そういう面からも私の場合はうまい具合に回ったようです。
 
リハビリには30代の若者も通っていました。
皆さんも私だけは大丈夫と思わず若くても健康には気を付けて下さい。
一寸でもおかしいと思ったら即行で病院へです。
出来れば自転車でなく救急車要請で。(笑)
こんな軽口も言えるようになりました。
 
 
   入院先の病棟よりついに発見。
 

スカイツリーの話以前の病棟建設ですからスカイツリーの見晴しは望むべきも
ありません。これだけ見えただけで納得です。
富士山も見えていい筈ですが同病院の新棟のため見えません。

病気で入院している間慌ただしく日が立ちました。
それでなくとも2月は“逃げる”であっと言う間に 3月弥生です。
弥生と聞くだけで元気が出ますね。
今月もいろいろ見舞いやら有難うございました。
来月もよろしくお願いいたします。
                     闘病記 完