「 珍木・大木 / 小石川植物園 」
前号の続きで一昨日(4月25日)に行った小石川植物園でみた珍木、大木を抜粋して
みました。
① 前号でも書きましたが東京大学大学院の教育研究施設です。

珍木 ハンカチノキ
春に葉を広げると同時に枝から短い柄を下向きに伸ばして花を咲かせます。
花は白く色づいた苞と呼ばれる大きな葉っぱが2枚と花の本体からなり、花びらは
ありません。
日本で現存する一番古いハンカチノキがこの木だそうです。
別名 ハンカチツリー だって、親近感湧きました。
そういえばハンカチ王子、もがいていますね。頑張れ!
②

③

⓸

⑤

珍木 ヒトツバタゴ
日本では希少で絶滅危惧種に指定されています。
別名は ナンジャモンジャ ですがそのいわれは・・・限定地にしか咲かないので
あまり知られていなくて初めて見た人が「この木なんじゃ?」そこからついたそうです。
⑥ この木何の木 気になる木


⑦
名前も知らない木ですから



⑧
”ナンジャモンジャ”とつけました。



珍木 チャンチンモドキ
これも絶滅危惧種だそうです。
チャンチンという木に似ているのでそれにモドキをくっつけたそうです。
まぁ無責任な命名ですね、もしかしたら木が泣いているかも。
⑨

大木 ヒマラヤスギ
⑩ 目新しい木ではありませんが形がユニークです。

大木 クスノキ
⑪ 本当にすくすく大きく育っています。左の根っこに座っている人と比べて下さい。

ハンカチノキ などはあまり花をつけた木がないそうで、その木を見られただけでなく
花も見られてラッキーでした。
当然 藤 目当てに行ったのですが、窓口で「この時期の目玉は何ですか?」と伺うと
園内案内図で上記 ハンカチノキ と ナンジャモンジャ の場所をマークして頂きました。
またこの時期咲き出したいろいろな種類の ツツジ が各花乱舞で目の保養にもなります。
原生林と言ったら大げさですが、大木老木が穏やかな丘陵地に林立している所を
歩くだけでも楽しいしまた ニュートンのリンゴ とか メンデルのブドウとかの木が接木や
分株などでここに残されているのを見るのも勉強になりました。
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