ブログ、とっても久しぶりになりました。
5月に淡路島にグループ旅行したけれど、自分で計画して行くのはとても久しぶり

静岡 刺繍と楽器めぐり
2023年8月29日〜8月30日 

静岡で刺繍展をする その前は新潟、どうも関西には巡回しないらしい。
静岡には行きたかった楽器博物館(浜松)もあるので、その2つを合わせて旅行することにした。親友とふたり旅。ふたりとも何か小物を作るのが好きで、楽器を○十年習っているという共通の趣味とぴったり。

その他2日で回れるところを探すと、場所は県内でもバラバラ。計画では、浜松からスタートし、ちょうど間の掛川のお城のそばで宿泊し、掛川花鳥園に寄ってその後静岡に移動する静岡県立美術館と三保の松原に寄って帰る予定が、お得なツアー(電車賃)を探すとうまく行かず結局下記の行程に

静岡 静岡県立美術館 『糸で描く物語』
掛川 『掛川花鳥園』
清水 三保の松原で富士山を眺める 
   ただし日の入りに限りなく近い…
静岡泊
浜松 ヤマハ企業ミュージアム『イノベーションロード』
   楽器博物館

場所的に掛川の花鳥園は、周遊券がついていたので行ければ行く の予定が、うまく行けそうだったので行きましたが、新幹線が使えない!と乗る直前にわかり、節約して普通に乗ったので三保の松原到着は日の入り時刻!… ちょっと無茶な行程でした(掛川は花鳥園以外どこも寄らず)

🔷ではまず、静岡県立美術館 『糸で描く物語』から

最初2021年に横須賀で開催された作品に、静岡で追加された作品も含む刺繍の展示
①民族衣装(主にルーマニアとスロヴァキア)の展示から始まる(このコーナーのみ撮影OK)
色々な技を使って仕上げられたブラウスなどとても美しい。そして布の目に合わせて刺繍しているものなど、とても細かい作業で美しくうっとり😍





髪の毛をおおうボンネット 

このまだ外側に布でおおう時もあるみたいで

この美しいものはあまり人から見られないとか

細かいデザインでとても




②イヌイットがダッフル(ダッフルコートのダッフルね。毛布とかの粗めの紡毛織物)に刺繍やアップリケをした壁画のような日々の物語的な壁掛け
かなりセンスあると思わせる、おもろいデザインなど多数

下の左上の青いのがイヌイットの作品

左下のハガキや上のフライヤーの右下の写真などが絵本にもなっている刺繍


③刺繍と絵 絵本画家の刺繍図案、それを刺繍したもの、刺繍から作られた絵本(の原画=刺繍)日本刺繍作家の糸の光沢で立体感を出した緻密な作品、若手の作家の刺繍などなど 
発想も技術も素晴らしい!


静岡展で追加されたという貝戸哲弥のかなり太めの黒糸で刺繍された服や小物は、その刺繍厚みがすごくて間の抜けた部分の生地の凹みというかコントラストが素晴らしく!売られている絵本は、その凹凸は意識せずに作られているので、この立体感を感じたい!ということは私も作ってみる⁇

④刺繍とファッション 高級ブランドのメゾンから発注され刺繍をする専門の工房『メゾン ヴェルモンの作品
こんなん重いやろ!と思うくらいの豪華な総刺繍ものや立体的すぎて凶器にもなり得るバッグなどもあり。

この美術館はロダンの収集も大々的にされていて、それ用の建物(ロダン館)もある
"考える人"のいるロダンの《地獄の門》を中心とする32体の彫刻があるそうで、門の中の人だけではなく、大きな"考える人"も置かれています。




美術館の中のカフェでランチをとったあと、駅に向かう間、プロムナードと呼ばれる遊歩道に彫刻が所々置かれていて、木陰で歩きやすかったです。

🔷
駆け足で掛川へ
花鳥園は掛川駅から徒歩15分ほどの道のり…あまり高くない建物しかなく暑いです💦

外観は和風、花鳥園という感じ
中に入ると急に温室でできている子供の遊べるパークみたい まずは1番奥の部屋にいるハシビロコウに会いに 動かない というけど、顔はしょっちゅう横向いたりこっち見たり。こっち見るとなるとじーーっと。目が合った⁇





温室では大きなハスのプールがありオオオニバスも!


魚もたくさん泳いでいます。
カラフルな鳥やミミズクなどまあ、人に慣れてるというかなんというか…周遊パスで入り、移動で喉が渇いていたので特典の抹茶ラテアートをいただく…牛乳多いめすぎて抹茶の味なく…まずい…😢
同じく特典としてもらった鳥のエサは、鳥にあまり寄ってこられても…(何羽もとまっているひと何人かいたりして)ということで使わずに一周回って清水に向かう🏃‍♀️







🔷三保の松原へ

掛川から清水までほぼ1時間、そこからバスで三保の松原ビュースポットへ 日の入り時刻になりそうだったのでバスおすすめのバス停より手前で降りて海に向かう(後で知ったけど、観光バスとかが停まる場所)
松原を横切って砂浜に出たはいいけど、富士山側(左)はもくもくと雲におおわれ、正面は薄曇りのところに後もう少しで満月の月 右手は夕方のピンク色で晴れている 


浜に出た 左の富士山方面


浜から正面を見ると、13日めの月


浜から右を見ると、ピンクに染まった雲が


三保の松原ビュースポットまで歩いて、やっぱり雲に覆われている富士山あたりを撮って、帰ろうとするともう暗い…松原の入り口もわからず、安全そうな道を探して行くとビュースポットに行くための遊歩道に出会う…ああよかった。 上空曇ってるし松原の照明は限られたところしかなくちょっと怖かったのよね。
そこからはちゃんとした遊歩道がバス停近くまであり、無事に清水駅→静岡まで帰りつきました。

静岡では駅チカで静岡名産でもなさそうな晩ごはんを食べ、朝ごはん(これも新幹線使えないから予定より1時間早く出るため)買い込んでホテルへ