想定外!乳癌告知からの闘病記 -2ページ目

想定外!乳癌告知からの闘病記

まさか自分が乳癌患者になるとは、思ってもみませんでした。
人生何が起きるかわからない。。。

主治医から抗がん剤投与OKをもらい、早速腫瘍科で投与することになった。


初めてだったので、看護師さんに連れられ腫瘍科へ。

化学療法室(?)は、ベッドでの投与と、リクライニングの椅子に座りながら投与するタイプの2種類あり、私は一波乱があったことでちょっと時間が押してしまったので、今回はベッドタイプとなった。

脱毛ケア用の帽子を被った人もいれば、ウィッグには見えない素敵な髪型の人もいたりして、皆ガンをやっつける為に頑張っているんだなと、なんだか勝手ながら戦友の様に思えてきてしまった。



比較的、私より年齢が上tと見られる人が多く占めていた中、私のベッドの対面には同じくらいの年の女性がいました。

おそらくウィッグだろうけど、金髪のメッシュがいい感じに入ったボブの髪型(SHELLYの様な)で服装もネイルもオシャレで華やかだったので、なんとなく目がいってしまった目


化学療法中でも、見た目では全く分からないくらい(むしろ普通の人の上をいくくらい)オシャレを楽しんだり、ネイルもきっちりされていて、すごく素敵だなぁと思ったアップ

もうすでに何回か通っているようで、看護師さんとも親しげに話していて、話している内容からも(聞こえてきてしまったため、、、)アクティブそうな感じでした。

私もあの女性のように見た目では絶対にガン患者には見えないくらい、この時期を逆手に楽しんで、明るく乗り切ろうと勝手にいい励みと刺激になった。



ベッドに寝ると、所要時間50分で投与していく点滴の説明を看護師さんが簡単に話してくれ、持参してきたイメンドカプセルを飲み、早速点滴が開始された。最初は生理食塩水なので特に問題ないけど、2つ目の薬はいよいよ抗がん剤。

以前、抗がん剤が入るときは、血管にシュッ!!と流れている感覚がある。と話している人がいたけど、その感覚は全く分からなかった。。。私が鈍感なのかな↓

とにかく、非常に穏やかな中、最後にちょこっとだけ血管がチクチクした感じがあったけど、無事に点滴も終わり、完了してからも全く何の変化もなかった。



朝からろくに食べていないままだったし、特に吐き気もないもんだから、前から気になってた良いお肉を使った恵比寿のハンバーガー屋へ両親と遅めのランチにも行ってしまったり。

これが後にかなりの致命傷になるのだけど、そんなことになるとも知らず、しっかりとA5ランクのお肉を使用したアボガドバーガーとフライドポテトセットをたいらげちゃいました。



帰り道の車中で、なんだかちょっとムカムカするかな。。と思い横になってみた。家に着くといよいよ本格的に吐き気が襲ってきて、顔面蒼白のムカムカがずっと続いていた。

お風呂に入る気力もなく、この日はそのまま寝てしまった。



2日目~4日目くらいは、常にムカムカが続いて、何かを食べたいと思うことすらなく、薬を飲むためだけにまだ比較的食べることができるミカンやいちごといったフルーツとアクエリアスを飲むという生活が続いた。

この間、年末年始を挟んでいたので、テレビ番組は24時間単位で充実していたけど、CMにお肉やハンバーガー関係が出てくると投与した日に食べたハンバーガーを思い出して、オェッとなってしまう。(吐いてはいない)

これはもうトラウマで落ち着いた今でも食べたいとは思わない。



この3日間は、お通じはなかったけれど、ほとんど何も食べれてなかったし、便秘薬も処方されていたけど、私は国内・国外問わずどこでも快便で、自分の腸力に変な自信があったので、飲まなかった。薬投与3日目にきちんと排便もあったので、

「ほらね、薬にたよらなくても平気♪」 なんて余裕をかましていた。

これも、後に大変なこととなる。



5日~7日目は多少倦怠感や、疲れやすさはあるものの、気持ち悪さはとれていたので、次の日から会社にも復帰できるかなーと思った矢先、熱が出た。

38.5度。。。。 

熱が出たので、一応病院に連絡したところ、発熱用に処方された薬を7日間飲み続けるよう言われた。万が一、3日間服用しても熱が下がらなかったら、再度連絡するよう伝えられ、その日から服用を始めた。


これがまた悪夢のはじまりとなり。。。

次へ続く→